その後も普通に仕事をしており、謁見も明日行われる。
謁見には、今回復旧対応をした面々が召集されることになっていた。
モーニング様も王都に戻っており、ひ孫が可愛いと周囲に自慢をしていた。
そんな中、今日は安息日で久々に用事も何もなかった。
僕も、屋敷でゆっくりのんびり過ごそうとした。
部屋で惰眠をむさぼっていたが、何とも贅沢な過ごし方だ。
枕元にはスラちゃんもいて、こちらもゴロゴロとしていた。
ということで、おやすみなさい。
ドドドド、ガチャ。
「「「「あーそーぼー!」」」」
「「ガルッ」」
アイちゃん達が部屋を襲撃し、僕とスラちゃんのお休みはあっという間に終わってしまった。
今日はルートちゃんとシルバも屋敷にやってきており、僕に声をかけた。
この分だと、休憩はお預けになりそうだ。
僕はムクっとベッドから起き上がり、スラちゃんと一緒に部屋から出るアイちゃんたちの後を追った。
「ケン、ようやく起きたのね」
「随分とゆっくりだったわね」
玄関ロビーに移動すると、ちょうどクリスとフリージアお祖母様が談笑していた。
あの、二人とも僕がゆっくりとしていたのを知っているでしょう。
「「「「はーやーくー!」」」」
「「ガウッ」」
すると、アイちゃんたちが待ちきれない様子で僕に声をかけた。
どうも、クリスよりも僕と遊びたいみたいだ。
僕は、苦笑しながらクリスとフリージアお祖母様に手を振って屋敷の外に出た。
「「「「わーい!」」」」
「「ガルッ!」」
「「「「ピィ!」」」」
外に出ると、アイちゃん達はトラちゃん、シルバ、ピーちゃんたちと追いかけっこを始めた。
何というか、子どもたちは本当に元気だ。
トラちゃんとシルバもまだまだ子どもだし、元気いっぱい庭を駆けていた。
なお、ちびスライム達は庭で他のスライムに魔法のあれこれを教えていた。
「本当にみんな元気ね」
「何言っているのよ。二人とも、まだまだ若いわ」
クリスとフリージアお祖母様も僕の側にやってきたが、最近忙しすぎて何だか年を取った気がしますよ。
そして、僕はフリージアお祖母様にあることを質問した。
「フリージアお祖母様、セリナさんの体調は大丈夫ですか?」
「ええ、問題ないわ。定期的にケン君が治療してくれるおかげよ」
ルートちゃんのお母さんであるセリナさんは、現在第二子妊娠中だ。
最近出産に立ち会うことも多く、どうしても気になってしまう。
セリナさんの出産予定は秋頃なので、あと数か月ある。
生まれてくる子は僕にとってもいとこになるし、このまま順調に育って欲しい。
「ケン君も、来年は帝国に行ったりと本当に忙しくなるわね」
「でも、知っている人の結婚式ですし、クリスも是非行きたいと言っています」
「二人は、両国間を繋ぐ懸け橋になっているのね。本当に頼もしくなったわ」
フリージアお祖母様は、僕に感慨深そうに話していた。
僕も、まさかこんな大役を務めるとは思ってもいなかった。
とはいえ、折角の良い機会なのだから精いっぱい頑張りたい。
「「「「ミャー」」」」
「「「「あー、そっち行っちゃった!」」」」
ふとアイちゃん達の声がしたと思ったら、ワイルドキャットの子どもが僕の足元にやってきた。
どうやら、ワイルドキャットの子どもは僕に構って欲しいみたいだ。
「私が相手をしてあげるよ。ほーら、こっちにおいで」
「「「「ニャウ」」」」
あらら、クリスがちびネコの相手をしようとしたのに、残念ながら振られちゃったみたいだ。
相変わらず僕に構って欲しいみたいなので、僕は四匹を抱き上げた。
アイちゃんたちは、ちびネコを抱き上げる僕の事をかなり羨ましそうに見ていた。
「ケンは、相変わらず動物に好かれるわね。庭にいるリスやムササビも、肩に乗ったりするよね」
「「「「羨ましい……」」」」
苦笑するクリスに加えて、アイちゃんたちが本音を漏らしていた。
うーん、何でか分からないけど、この屋敷に引っ越して来てから動物に好かれるんだよね。
「ケン君がとても優しいから、動物も近づいてくるのよ。みんなも、優しく接すれば大丈夫よ」
「「「「頑張る!」」」」
アイちゃんたちは、動物と友達になろうと気合を入れていた。
でも、気合の入れ過ぎには注意ですね。
パカパカパカ。
あれ?
このタイミングで、一台の豪華な馬車が屋敷の中に入ってきた。
あの馬車って、ヘルナンデス様の馬車だ。
今日は特に用事はないけど、何かあったのだろうか。
僕達は、急いでヘルナンデス様の馬車へと向かった。
ガチャ。
「ヘルナンデス様、どうしたんですか?」
「ちょっと至急の案件があってな、ケン君とクリスちゃんにフォローを頼もうもしたのだよ」
ヘルナンデス様は、安息日なのに軍服に身を包んでいた。
どうやら、軍に関する事なんだ。
「ノーム準男爵夫人もいるのなら、ちょうどタイミングが良い。実は、ノーム準男爵が調べていた横領関係で緊急の強制捜査に入ることになった。主犯の屋敷には、私と共にノーム準男爵とケン君たちにも来てもらう」
「わざわざご連絡頂き、ありがとうございます。直ぐに、屋敷に戻り準備を行います」
フリージアお祖母様は、ヘルナンデス様に深々と頭を下げた。
そこそこ規模の大きな横領事件らしく、相手も上位貴族なのである程度の人数が必要らしい。
もちろん、僕とクリスも頑張ろうと気合を入れた。
「じゃあ、続きは私の屋敷にしましょうね。ルートも、精いっぱい相手をしてあげるのよ」
「頑張るよ!」
おお、流石フリージアお祖母様だ。
アイちゃん達をノーム準男爵家に招待してくれた。
トラちゃん達は、僕達のサポートをしようと張り切っていた。
僕とクリスは、急いで部屋に戻って着替えをしたのだった。
謁見には、今回復旧対応をした面々が召集されることになっていた。
モーニング様も王都に戻っており、ひ孫が可愛いと周囲に自慢をしていた。
そんな中、今日は安息日で久々に用事も何もなかった。
僕も、屋敷でゆっくりのんびり過ごそうとした。
部屋で惰眠をむさぼっていたが、何とも贅沢な過ごし方だ。
枕元にはスラちゃんもいて、こちらもゴロゴロとしていた。
ということで、おやすみなさい。
ドドドド、ガチャ。
「「「「あーそーぼー!」」」」
「「ガルッ」」
アイちゃん達が部屋を襲撃し、僕とスラちゃんのお休みはあっという間に終わってしまった。
今日はルートちゃんとシルバも屋敷にやってきており、僕に声をかけた。
この分だと、休憩はお預けになりそうだ。
僕はムクっとベッドから起き上がり、スラちゃんと一緒に部屋から出るアイちゃんたちの後を追った。
「ケン、ようやく起きたのね」
「随分とゆっくりだったわね」
玄関ロビーに移動すると、ちょうどクリスとフリージアお祖母様が談笑していた。
あの、二人とも僕がゆっくりとしていたのを知っているでしょう。
「「「「はーやーくー!」」」」
「「ガウッ」」
すると、アイちゃんたちが待ちきれない様子で僕に声をかけた。
どうも、クリスよりも僕と遊びたいみたいだ。
僕は、苦笑しながらクリスとフリージアお祖母様に手を振って屋敷の外に出た。
「「「「わーい!」」」」
「「ガルッ!」」
「「「「ピィ!」」」」
外に出ると、アイちゃん達はトラちゃん、シルバ、ピーちゃんたちと追いかけっこを始めた。
何というか、子どもたちは本当に元気だ。
トラちゃんとシルバもまだまだ子どもだし、元気いっぱい庭を駆けていた。
なお、ちびスライム達は庭で他のスライムに魔法のあれこれを教えていた。
「本当にみんな元気ね」
「何言っているのよ。二人とも、まだまだ若いわ」
クリスとフリージアお祖母様も僕の側にやってきたが、最近忙しすぎて何だか年を取った気がしますよ。
そして、僕はフリージアお祖母様にあることを質問した。
「フリージアお祖母様、セリナさんの体調は大丈夫ですか?」
「ええ、問題ないわ。定期的にケン君が治療してくれるおかげよ」
ルートちゃんのお母さんであるセリナさんは、現在第二子妊娠中だ。
最近出産に立ち会うことも多く、どうしても気になってしまう。
セリナさんの出産予定は秋頃なので、あと数か月ある。
生まれてくる子は僕にとってもいとこになるし、このまま順調に育って欲しい。
「ケン君も、来年は帝国に行ったりと本当に忙しくなるわね」
「でも、知っている人の結婚式ですし、クリスも是非行きたいと言っています」
「二人は、両国間を繋ぐ懸け橋になっているのね。本当に頼もしくなったわ」
フリージアお祖母様は、僕に感慨深そうに話していた。
僕も、まさかこんな大役を務めるとは思ってもいなかった。
とはいえ、折角の良い機会なのだから精いっぱい頑張りたい。
「「「「ミャー」」」」
「「「「あー、そっち行っちゃった!」」」」
ふとアイちゃん達の声がしたと思ったら、ワイルドキャットの子どもが僕の足元にやってきた。
どうやら、ワイルドキャットの子どもは僕に構って欲しいみたいだ。
「私が相手をしてあげるよ。ほーら、こっちにおいで」
「「「「ニャウ」」」」
あらら、クリスがちびネコの相手をしようとしたのに、残念ながら振られちゃったみたいだ。
相変わらず僕に構って欲しいみたいなので、僕は四匹を抱き上げた。
アイちゃんたちは、ちびネコを抱き上げる僕の事をかなり羨ましそうに見ていた。
「ケンは、相変わらず動物に好かれるわね。庭にいるリスやムササビも、肩に乗ったりするよね」
「「「「羨ましい……」」」」
苦笑するクリスに加えて、アイちゃんたちが本音を漏らしていた。
うーん、何でか分からないけど、この屋敷に引っ越して来てから動物に好かれるんだよね。
「ケン君がとても優しいから、動物も近づいてくるのよ。みんなも、優しく接すれば大丈夫よ」
「「「「頑張る!」」」」
アイちゃんたちは、動物と友達になろうと気合を入れていた。
でも、気合の入れ過ぎには注意ですね。
パカパカパカ。
あれ?
このタイミングで、一台の豪華な馬車が屋敷の中に入ってきた。
あの馬車って、ヘルナンデス様の馬車だ。
今日は特に用事はないけど、何かあったのだろうか。
僕達は、急いでヘルナンデス様の馬車へと向かった。
ガチャ。
「ヘルナンデス様、どうしたんですか?」
「ちょっと至急の案件があってな、ケン君とクリスちゃんにフォローを頼もうもしたのだよ」
ヘルナンデス様は、安息日なのに軍服に身を包んでいた。
どうやら、軍に関する事なんだ。
「ノーム準男爵夫人もいるのなら、ちょうどタイミングが良い。実は、ノーム準男爵が調べていた横領関係で緊急の強制捜査に入ることになった。主犯の屋敷には、私と共にノーム準男爵とケン君たちにも来てもらう」
「わざわざご連絡頂き、ありがとうございます。直ぐに、屋敷に戻り準備を行います」
フリージアお祖母様は、ヘルナンデス様に深々と頭を下げた。
そこそこ規模の大きな横領事件らしく、相手も上位貴族なのである程度の人数が必要らしい。
もちろん、僕とクリスも頑張ろうと気合を入れた。
「じゃあ、続きは私の屋敷にしましょうね。ルートも、精いっぱい相手をしてあげるのよ」
「頑張るよ!」
おお、流石フリージアお祖母様だ。
アイちゃん達をノーム準男爵家に招待してくれた。
トラちゃん達は、僕達のサポートをしようと張り切っていた。
僕とクリスは、急いで部屋に戻って着替えをしたのだった。


