王家に新しく誕生した王女様は、ビアンカちゃんと名付けられた。
王家特有の金髪で、とっても元気いっぱいだ。
お乳もよく飲み、スラちゃんたちの治療もほぼ不要なくらい健康状態は良かった。
アーサー様とメアリーさんとの間に産まれた双子ちゃんや、ルーカス様とシーリアさんとの間に産まれたジョセフちゃんも、幼いながらも赤ちゃんを見ては興味津々だった。
一番喜んでいたのが意外にも陛下で、何というかデレデレな表情でビアンカちゃんを見る屈強な陛下はちょっと怖かった。
ちょいちょい。
「うーん、これはなんだろうか。どうみても男の子向けの贈り物ですね」
「きっと、王子が生まれると思ったのね。スラちゃんも、どうすべきか判断に迷っているわ」
僕はというと、毎朝の訓練後に王太后様とスラちゃんたちと共に各貴族から贈られたビアンカちゃんへのプレゼントの仕訳を手伝っていた。
王女の誕生を発表した貴族向けの謁見で性別もキチンと伝えたのに、話を聞いていたはずの貴族がこうして男性ものの贈り物をするなんてと思ってしまった。
因みに、僕は王妃様からのリクエストでオムツとタオルのセットを贈った。
オムツとかは消耗品なので、たくさんあっても問題ないという。
それでも、王家の双子ちゃんが生まれた時よりも貴族からの贈り物は少なかった。
双子ちゃんが産まれた際に変な贈り物をするなと警告したのもあり、今回は違法な魔導具が仕込まれているなどはなかった。
それでも、当分スラちゃんたちは王妃様とビアンカちゃんの体調確認と贈り物確認で派遣されることになった。
トトトト、ガチャ。
「「いこー!」」
「ほらほら、二人とも急いで行かないの」
すると、ここで双子ちゃんとメアリーさんが僕と王太后様を呼びに来た。
どうやら、ビアンカちゃんに会いたくて仕方ないみたいだ。
スラちゃんや使用人が贈り物の確認をすることになり、僕と王太后様は迎えに来た双子ちゃんとメアリーさんと一緒に育児用の部屋に向かった。
コンコン。
「お義母様、メアリーです。王太后様とケン君もいます」
「「いるー!」」
「ええ、入って頂戴」
王妃様の返事を聞いてから、僕たちは部屋の中に入った。
すると、丁度使用人がビアンカちゃんのオムツ交換をしている最中だった。
オムツを交換してもらい、ビアンカちゃんはとってもスッキリしていた。
「あうあう」
「「わあ!」」
双子ちゃんは、ビアンカちゃんに指を握ってもらったりしていた。
ビアンカちゃんのあどけない姿に、双子ちゃんはもうニンマリが止まりません。
「積極的に触れ合っているのは、ビアンカにとっても双子ちゃんにとっても良いことね。ビアンカも、お兄ちゃんとお姉ちゃんのことが大好きになるはずよ」
王妃様は、娘と遊ぶ孫に思わず目を細めていた。
血縁関係のことはあるが、僕もジョセフちゃんも含めて間違いなくみんな仲良くなると思った。
「あと、ケン君のこともきっと好きになるはずね。ケン君も、ビアンカと仲良くしてあげてね」
「はい、必ず」
「最も、ビアンカの方からケン君に近づくはずよ。ケン君には、周りの人を引きつける魅力があるわ」
王妃様も、とても機嫌良さそうに僕に話しかけてきた。
もちろん、僕もビアンカちゃんと仲良くなりたいと思っていた。
でも、ビアンカちゃんは僕よりも先にお世話上手なスラちゃんたちと仲良くなりそうだ。
今日はシロちゃんが育児部屋に待機しており、ビアンカちゃんの様子を伺いつつ上手にあやしていた。
「スラちゃんたちには、王城の使用人も治療してもらってとても感謝しているわ。スラちゃんたちはとても優しいから、私が指示しなくても自主的に使用人を治療しているのよ」
「皆さんお仕事で忙しいですから、こうしたタイミングで治療できるのならいいと思います」
「そうね、確かに治療できる時にした方がいいわね」
現在は主に育児部屋と贈り物を集めている部屋に勤めている使用人を治療していたが、必要に応じて他の場所に行って治療もしていた。
王城はとても忙しい場所だし、治療を受けたくても受けられない人もいるはずだ。
今度、王城内にある教会で奉仕活動をしても良いかも。
陛下に、治療の事を相談してみよう。
コンコン、ガチャ。
「お義母様、ビアンカちゃんの様子を見にきました」
「あい」
「シーリア、ジョセフ、いらっしゃい」
今度は、シーリアさんがジョセフちゃんを連れて育児部屋にやってきた。
一気に、育児部屋も賑やかになってきた。
「あうあう」
にぎにぎ。
「「「おー」」」
ジョセフちゃんは、さっそくビアンカちゃんの側に歩いて行った。
ビアンカちゃんは、シロちゃんの触手をにぎにぎとしていた。
周囲に人が増えても、ビアンカちゃんは泣くことなく元気いっぱいだ。
この分だと、ビアンカちゃんは大きくなっても元気いっぱいだなと思った。
「小さい時は、男の子よりも女の子の方が元気な時があるのよ。アリアも元気いっぱいだし、ビアンカもみんなを引っ張っていくわね」
王妃様は、仲良さそうな子ども達を見て目を細めていた。
ビアンカちゃんが歩き始めたら、間違いなく歩き出したらもっと賑やかになるはずだね。
王家特有の金髪で、とっても元気いっぱいだ。
お乳もよく飲み、スラちゃんたちの治療もほぼ不要なくらい健康状態は良かった。
アーサー様とメアリーさんとの間に産まれた双子ちゃんや、ルーカス様とシーリアさんとの間に産まれたジョセフちゃんも、幼いながらも赤ちゃんを見ては興味津々だった。
一番喜んでいたのが意外にも陛下で、何というかデレデレな表情でビアンカちゃんを見る屈強な陛下はちょっと怖かった。
ちょいちょい。
「うーん、これはなんだろうか。どうみても男の子向けの贈り物ですね」
「きっと、王子が生まれると思ったのね。スラちゃんも、どうすべきか判断に迷っているわ」
僕はというと、毎朝の訓練後に王太后様とスラちゃんたちと共に各貴族から贈られたビアンカちゃんへのプレゼントの仕訳を手伝っていた。
王女の誕生を発表した貴族向けの謁見で性別もキチンと伝えたのに、話を聞いていたはずの貴族がこうして男性ものの贈り物をするなんてと思ってしまった。
因みに、僕は王妃様からのリクエストでオムツとタオルのセットを贈った。
オムツとかは消耗品なので、たくさんあっても問題ないという。
それでも、王家の双子ちゃんが生まれた時よりも貴族からの贈り物は少なかった。
双子ちゃんが産まれた際に変な贈り物をするなと警告したのもあり、今回は違法な魔導具が仕込まれているなどはなかった。
それでも、当分スラちゃんたちは王妃様とビアンカちゃんの体調確認と贈り物確認で派遣されることになった。
トトトト、ガチャ。
「「いこー!」」
「ほらほら、二人とも急いで行かないの」
すると、ここで双子ちゃんとメアリーさんが僕と王太后様を呼びに来た。
どうやら、ビアンカちゃんに会いたくて仕方ないみたいだ。
スラちゃんや使用人が贈り物の確認をすることになり、僕と王太后様は迎えに来た双子ちゃんとメアリーさんと一緒に育児用の部屋に向かった。
コンコン。
「お義母様、メアリーです。王太后様とケン君もいます」
「「いるー!」」
「ええ、入って頂戴」
王妃様の返事を聞いてから、僕たちは部屋の中に入った。
すると、丁度使用人がビアンカちゃんのオムツ交換をしている最中だった。
オムツを交換してもらい、ビアンカちゃんはとってもスッキリしていた。
「あうあう」
「「わあ!」」
双子ちゃんは、ビアンカちゃんに指を握ってもらったりしていた。
ビアンカちゃんのあどけない姿に、双子ちゃんはもうニンマリが止まりません。
「積極的に触れ合っているのは、ビアンカにとっても双子ちゃんにとっても良いことね。ビアンカも、お兄ちゃんとお姉ちゃんのことが大好きになるはずよ」
王妃様は、娘と遊ぶ孫に思わず目を細めていた。
血縁関係のことはあるが、僕もジョセフちゃんも含めて間違いなくみんな仲良くなると思った。
「あと、ケン君のこともきっと好きになるはずね。ケン君も、ビアンカと仲良くしてあげてね」
「はい、必ず」
「最も、ビアンカの方からケン君に近づくはずよ。ケン君には、周りの人を引きつける魅力があるわ」
王妃様も、とても機嫌良さそうに僕に話しかけてきた。
もちろん、僕もビアンカちゃんと仲良くなりたいと思っていた。
でも、ビアンカちゃんは僕よりも先にお世話上手なスラちゃんたちと仲良くなりそうだ。
今日はシロちゃんが育児部屋に待機しており、ビアンカちゃんの様子を伺いつつ上手にあやしていた。
「スラちゃんたちには、王城の使用人も治療してもらってとても感謝しているわ。スラちゃんたちはとても優しいから、私が指示しなくても自主的に使用人を治療しているのよ」
「皆さんお仕事で忙しいですから、こうしたタイミングで治療できるのならいいと思います」
「そうね、確かに治療できる時にした方がいいわね」
現在は主に育児部屋と贈り物を集めている部屋に勤めている使用人を治療していたが、必要に応じて他の場所に行って治療もしていた。
王城はとても忙しい場所だし、治療を受けたくても受けられない人もいるはずだ。
今度、王城内にある教会で奉仕活動をしても良いかも。
陛下に、治療の事を相談してみよう。
コンコン、ガチャ。
「お義母様、ビアンカちゃんの様子を見にきました」
「あい」
「シーリア、ジョセフ、いらっしゃい」
今度は、シーリアさんがジョセフちゃんを連れて育児部屋にやってきた。
一気に、育児部屋も賑やかになってきた。
「あうあう」
にぎにぎ。
「「「おー」」」
ジョセフちゃんは、さっそくビアンカちゃんの側に歩いて行った。
ビアンカちゃんは、シロちゃんの触手をにぎにぎとしていた。
周囲に人が増えても、ビアンカちゃんは泣くことなく元気いっぱいだ。
この分だと、ビアンカちゃんは大きくなっても元気いっぱいだなと思った。
「小さい時は、男の子よりも女の子の方が元気な時があるのよ。アリアも元気いっぱいだし、ビアンカもみんなを引っ張っていくわね」
王妃様は、仲良さそうな子ども達を見て目を細めていた。
ビアンカちゃんが歩き始めたら、間違いなく歩き出したらもっと賑やかになるはずだね。


