段々と暑さも収まり、いよいよ王妃様の出産が近づいて来た。
いつ赤ちゃんが産まれても良いように、スラちゃん、シロちゃん、レモンちゃんが交代で王城に行っていた。
何かあったら駆けつける事になり、普段は王家の双子ちゃんと一緒に遊んでいた。
トテトテトテ。
「「「あう、あう、あう」」」
「ふふ、可愛いわね。三人仲良く手を繋いでいるわ」
「そうね。いとこ同士、とても仲がいいわね」
僕とクリスは、王城にお茶に呼ばれていた。
最近ジョセフちゃんも歩き始めたので、三人仲良く応接室の中を歩いていた。
仲の良い光景に、母親のメアリーさんとシーリアさんだけでなく、王太后様と王妃様も目を細めていた。
因みにアクアちゃんとリーフちゃんが三人の側についており、転んでも念動で受け止めるようにしていた。
「王妃様、体調は大丈夫ですか?」
「ケン君、わざわざありがとうね。毎日、スラちゃん達が回復魔法をかけてくれるのよ」
出産間近の王妃様のお腹はとても大きいが、既に息子二人を産んでいるのでかなり余裕だ。
今も、スラちゃんが王妃様の肩にちょこんと乗って、常に様子を伺っていた。
トコトコトコ。
「「ばーば」」
「はい、なあに?」
そして、双子ちゃんは王妃様の膝にちょこんと手を乗せていた。
言葉を話すようになってきて、最近は色々なことに興味津々だ。
ジョセフちゃんはというと、手を広げて僕に抱っこをせがんでいた。
そして、そんなほのぼのとした時だった。
「「あっ!」」
「あらあら、来たみたいね」
遂に、王妃様が破水をした。
双子ちゃんも、直ぐに王妃様を指さしていた。
シロちゃんとレモンちゃんは、直ぐに王妃様の体を生活魔法で綺麗にした。
「お義母様、そろそろ出産用の部屋に移動をお願いします」
「そうね。まだ慌てる時じゃないけど、早めに移動をした方が良さそうね」
どうやら陣痛もきていているらしいが、王妃様はメアリーさんに促されても余裕綽々だ。
王妃様は、メアリーさんと使用人に付き添われて普通に歩いて出産用の部屋に向かった。
双子ちゃんは、クリスが一緒に側にいてあげた。
というか、双子ちゃんは急展開にポカーンとしていた。
「もうすぐ赤ちゃんが産まれるのよ。みんなで待っていましょうね」
「「「あい!」」」
双子ちゃんとジョセフちゃんは、両手を挙げてシーリアさんに元気よく答えていた。
王太后様も、念のためにと王妃様のところに向かった。
「じゃあ、お兄ちゃんとお姉ちゃんに遊んでもらいましょうね」
「「「あい!」」」
ということで、僕とクリスは元気いっぱいな三人の赤ちゃんの相手をすることになった。
本当に元気いっぱいで、一緒に歩いたり絵本を読んだり魔法を見せたりと大忙しだ。
アクアちゃんは赤ちゃんのお世話がとても上手で、何とみんなのオムツ替えまでやっていた。
もうすぐ赤ちゃんから幼児にレベルアップするが、そうしたら相手をするのがもっと大変かも。
「「「あぐあぐ」」」
「うむ、よく食べるのだぞ」
「「「あい!」」」
昼食の時間になると、今度は陛下が良いおじいちゃんになっていた。
筋肉ムキムキだけど、実は子煩悩だという。
「陛下は、王妃様の出産が始まっても凄い落ち着いていますね」
「余も、息子の出産を経験している。赤ん坊が産まれるまで、もう少し時間がかかるのは承知している」
陛下も、何というかどーんと構えていた。
逆に、兄になるアーサー様と急遽呼ばれたルーカス様の方が心配でソワソワしていた。
やはり、この世界では高齢出産になるので心配でたまらないのだろう。
シーリアさんが難産だったのもあり、特にルーカス様は母親が心配でならないみたいだ。
「二人とも、気持ちが落ち着かないのなら仕事を休んでもいいのよ」
「「いえ、それは駄目です!」」
とはいえ、アーサー様もルーカス様もとても真面目な性格だ。
王太后様が心配するが、気持ちを切り替えて仕事をするという。
逆に、忙しい方が気持ち的には楽なのかもしれない。
因みに、僕とクリスは念のために残って欲しいと言われた。
シーリアさんはメアリーさんと交代で王妃様のところに行くそうで、その間僕とクリスで赤ちゃんの面倒をみることとになった。
とはいえ、三人はそろそろお昼寝の時間だ。
午前中いっぱい遊んだからか、既に三人は眠たそうだ。
昼食を終えると、僕とクリスは三人の赤ちゃんと共に育児部屋に移動した。
「「「すー、すー」」」
「直ぐに寝ちゃったね」
「とても可愛いね」
オムツを交換すると、三人はベッドの上で固まってスヤスヤと眠った。
たまにルートちゃんのお昼寝姿を見るが、やはり寝ている姿はとても可愛らしい。
暫くやることがないので、僕とクリスは静かに本を読み始めた。
そして、オヤツの時間前に三人が起きオムツ交換したタイミングだった。
「失礼します。王妃様が王女様をご出産されました」
「「えっ!?」」
「「「うにゅ?」」」
予想よりもかなり早い出産に、僕とクリスは顔を見合わせながらびっくりした。
赤ちゃん三人は、寝起きというのもあり何のことだか分からないみたいだ。
「あのね、妹が産まれたんだって」
「みんなで、赤ちゃんを見に行こうね」
「「「あい!」」」
僕とクリスは、三人と手をつなぎながら出産用に用意された部屋に向かった。
中に入って良いということなので、使用人の後に続いて出産用の部屋の中に入った。
「王妃様、おめでとうございます。元気な女の子ですね」
「ええ、とても元気よ。ケン君、色々とありがとうね」
「あうあう」
王妃様は、産着に包まれた赤ちゃんを抱きながらニコリと微笑んでいた。
メアリーさん曰く本当に安産だったらしく、直ぐに産まれたという。
スラちゃん達も出産後に直ぐに体調を確認をしたが、母子ともにとても健康らしい。
「あうあう」
「「「わあ!」」」
「ふふ、可愛がってあげるのよ」
三人の赤ちゃんも、産まれたての赤ちゃんに興味津々だ。
絶対に赤ちゃんを可愛がるだろうね。
そして、陛下、アーサー様、ルーカス様も急いで出産用の部屋にやってきた。
みんな母子無事でとても安堵していた。
直ぐに、王国中に王女様が誕生したとアナウンスされたのだった。
いつ赤ちゃんが産まれても良いように、スラちゃん、シロちゃん、レモンちゃんが交代で王城に行っていた。
何かあったら駆けつける事になり、普段は王家の双子ちゃんと一緒に遊んでいた。
トテトテトテ。
「「「あう、あう、あう」」」
「ふふ、可愛いわね。三人仲良く手を繋いでいるわ」
「そうね。いとこ同士、とても仲がいいわね」
僕とクリスは、王城にお茶に呼ばれていた。
最近ジョセフちゃんも歩き始めたので、三人仲良く応接室の中を歩いていた。
仲の良い光景に、母親のメアリーさんとシーリアさんだけでなく、王太后様と王妃様も目を細めていた。
因みにアクアちゃんとリーフちゃんが三人の側についており、転んでも念動で受け止めるようにしていた。
「王妃様、体調は大丈夫ですか?」
「ケン君、わざわざありがとうね。毎日、スラちゃん達が回復魔法をかけてくれるのよ」
出産間近の王妃様のお腹はとても大きいが、既に息子二人を産んでいるのでかなり余裕だ。
今も、スラちゃんが王妃様の肩にちょこんと乗って、常に様子を伺っていた。
トコトコトコ。
「「ばーば」」
「はい、なあに?」
そして、双子ちゃんは王妃様の膝にちょこんと手を乗せていた。
言葉を話すようになってきて、最近は色々なことに興味津々だ。
ジョセフちゃんはというと、手を広げて僕に抱っこをせがんでいた。
そして、そんなほのぼのとした時だった。
「「あっ!」」
「あらあら、来たみたいね」
遂に、王妃様が破水をした。
双子ちゃんも、直ぐに王妃様を指さしていた。
シロちゃんとレモンちゃんは、直ぐに王妃様の体を生活魔法で綺麗にした。
「お義母様、そろそろ出産用の部屋に移動をお願いします」
「そうね。まだ慌てる時じゃないけど、早めに移動をした方が良さそうね」
どうやら陣痛もきていているらしいが、王妃様はメアリーさんに促されても余裕綽々だ。
王妃様は、メアリーさんと使用人に付き添われて普通に歩いて出産用の部屋に向かった。
双子ちゃんは、クリスが一緒に側にいてあげた。
というか、双子ちゃんは急展開にポカーンとしていた。
「もうすぐ赤ちゃんが産まれるのよ。みんなで待っていましょうね」
「「「あい!」」」
双子ちゃんとジョセフちゃんは、両手を挙げてシーリアさんに元気よく答えていた。
王太后様も、念のためにと王妃様のところに向かった。
「じゃあ、お兄ちゃんとお姉ちゃんに遊んでもらいましょうね」
「「「あい!」」」
ということで、僕とクリスは元気いっぱいな三人の赤ちゃんの相手をすることになった。
本当に元気いっぱいで、一緒に歩いたり絵本を読んだり魔法を見せたりと大忙しだ。
アクアちゃんは赤ちゃんのお世話がとても上手で、何とみんなのオムツ替えまでやっていた。
もうすぐ赤ちゃんから幼児にレベルアップするが、そうしたら相手をするのがもっと大変かも。
「「「あぐあぐ」」」
「うむ、よく食べるのだぞ」
「「「あい!」」」
昼食の時間になると、今度は陛下が良いおじいちゃんになっていた。
筋肉ムキムキだけど、実は子煩悩だという。
「陛下は、王妃様の出産が始まっても凄い落ち着いていますね」
「余も、息子の出産を経験している。赤ん坊が産まれるまで、もう少し時間がかかるのは承知している」
陛下も、何というかどーんと構えていた。
逆に、兄になるアーサー様と急遽呼ばれたルーカス様の方が心配でソワソワしていた。
やはり、この世界では高齢出産になるので心配でたまらないのだろう。
シーリアさんが難産だったのもあり、特にルーカス様は母親が心配でならないみたいだ。
「二人とも、気持ちが落ち着かないのなら仕事を休んでもいいのよ」
「「いえ、それは駄目です!」」
とはいえ、アーサー様もルーカス様もとても真面目な性格だ。
王太后様が心配するが、気持ちを切り替えて仕事をするという。
逆に、忙しい方が気持ち的には楽なのかもしれない。
因みに、僕とクリスは念のために残って欲しいと言われた。
シーリアさんはメアリーさんと交代で王妃様のところに行くそうで、その間僕とクリスで赤ちゃんの面倒をみることとになった。
とはいえ、三人はそろそろお昼寝の時間だ。
午前中いっぱい遊んだからか、既に三人は眠たそうだ。
昼食を終えると、僕とクリスは三人の赤ちゃんと共に育児部屋に移動した。
「「「すー、すー」」」
「直ぐに寝ちゃったね」
「とても可愛いね」
オムツを交換すると、三人はベッドの上で固まってスヤスヤと眠った。
たまにルートちゃんのお昼寝姿を見るが、やはり寝ている姿はとても可愛らしい。
暫くやることがないので、僕とクリスは静かに本を読み始めた。
そして、オヤツの時間前に三人が起きオムツ交換したタイミングだった。
「失礼します。王妃様が王女様をご出産されました」
「「えっ!?」」
「「「うにゅ?」」」
予想よりもかなり早い出産に、僕とクリスは顔を見合わせながらびっくりした。
赤ちゃん三人は、寝起きというのもあり何のことだか分からないみたいだ。
「あのね、妹が産まれたんだって」
「みんなで、赤ちゃんを見に行こうね」
「「「あい!」」」
僕とクリスは、三人と手をつなぎながら出産用に用意された部屋に向かった。
中に入って良いということなので、使用人の後に続いて出産用の部屋の中に入った。
「王妃様、おめでとうございます。元気な女の子ですね」
「ええ、とても元気よ。ケン君、色々とありがとうね」
「あうあう」
王妃様は、産着に包まれた赤ちゃんを抱きながらニコリと微笑んでいた。
メアリーさん曰く本当に安産だったらしく、直ぐに産まれたという。
スラちゃん達も出産後に直ぐに体調を確認をしたが、母子ともにとても健康らしい。
「あうあう」
「「「わあ!」」」
「ふふ、可愛がってあげるのよ」
三人の赤ちゃんも、産まれたての赤ちゃんに興味津々だ。
絶対に赤ちゃんを可愛がるだろうね。
そして、陛下、アーサー様、ルーカス様も急いで出産用の部屋にやってきた。
みんな母子無事でとても安堵していた。
直ぐに、王国中に王女様が誕生したとアナウンスされたのだった。


