「……」
テオの背中に突如として生えた翼を呆然と見つめ、蘭零琳は言葉が出せないでいた。
「はあっ…はぁっ……はは、やっぱり……キツイな…」
「おい、大丈夫か…にしてもその姿は…」
蘭零琳の身体に寄り掛かるように身を預けると、テオは小さく笑いながら蘭零琳の後頭部に手を伸ばした。
「ああ、そうさ。おれは…普通の人間じゃない」
ぎこちなく笑い、縮こまった翼を広げてゆっくりと動かす。その一挙手一投足に蘭零琳は釘付けになり、僅かに震える指先で抜けかけた羽根を撫でる。
「……なんでこのことを俺に教えたんだ?」
「阿琳にだけは言いたかったんだ。……おれが好きになった人には真っ先に伝えよう、って決めていたから」
蘭零琳は恥ずかしげもなく、そう言い切れるテオが少し羨ましく思った。自分が惚れた相手だとはっきり言えるその意志と、その真っ直ぐな目に自分もテオに惹かれていることに気づき、火照る顔を俯かせて話題を変えようと口を開く。
「背中…痛くないのか」
「ああ、痛みはないかな。出す瞬間はかなりキツいけど……この感覚にも、慣れたかも」
蘭零琳はテオの背中に手を回し、翼が生えてきた箇所を手探りして優しく撫でる。テオは肩を揺らし、その感触に目を細めて艶かしい吐息を漏らした。
「…ん…ふ…阿琳、そこ……擽ったいよ」
「変な声を出すな…本当に、背中から生えてる……」
蘭零琳がつつ、と人差し指でテオの背筋をなぞると、悲鳴に似た声がテオの唇から漏れた。僅かに口角を上げ、不敵な笑みを浮かべた蘭零琳は翼の付け根をトンと軽く叩く。
「ここ、気持ちいいんだな」
「ひゃっ……いや、ゾクゾクすんだよ…背中、弱くて」
「へぇ…。そうなのか」
更に指先をまさぐらせるように撫で擦り、軽く爪を立ててカリカリと引っ掻く。テオは耳元まで赤くしながら、明らかに嬌声混じりの悲鳴を立て続けに上げている。
「阿琳……も、だめ…」
「ふふ…背中撫でるだけでこんなになるなんて…。弱点を俺に晒していいのか?」
股間に感じるテオの剛直に押し上げられ、蘭零琳のそれも肥大しておりスラックスを持ち上げていた。
「おまえだって…こんなんで勃つなんて、ヘンタイなんじゃないか」
「お前が言うか、それ」
向かい合わせに座ったまま、先に動いたのはテオだった。蘭零琳のスラックスに手をかけて、ファスナーを開き下着の前開きからはみ出る陰茎を顕にすると、自分のスラックスのベルトを緩めてずり下げ、下着から突き出した剛直を空気に晒す。
「なっ…何をする気だ…!」
「どうせなら、同時に気持ちよくなろうぜ」
二人分の陰茎を手にすると、先端を擦り合わせて密着させる。次から次へと溢れ出る先走りを指に絡め、蘭零琳の急所を擦ると上擦った悲鳴が響いた。
「テオ…っ!あっ……やだ、こんなの知らない…!」
「ふふっ…ひとりで抜く時より断然気持ちいいな…阿琳の先っぽ、ヒクヒクしてる」
「ふぁ…ッ!ほじるな…!」
抗いきれない感触と快感を無意識に追いかけ、蘭零琳の唇から艶かしい嬌声が漏れる。テオはシャツの上からでも分かる蘭零琳の胸元の膨らみを、空いた手の指先で弾いた。
「んぅっ……!」
「今の、もっと欲しい?」
「は、恥ずかしいことを聞くんじゃない……」
「だったらやめる…?」
「……それは…やだ」
我儘のような言葉にテオは苦笑いを返しつつ、更に人差し指で刺激する。膨らみと硬さが増していき、蘭零琳は苦悶とも羞恥とも取れる表情を浮かべた。そして蘭零琳が着ているシャツのボタンを外し、インナーをたくし上げて胸元まで顕にする。白磁のような色合いと絹のように滑らかな肌触りに、テオは興奮が抑えきれず何度も蘭零琳の胸元を撫でた。
「あぁ……やっぱり君の素肌は綺麗だね」
「っ…そんなふうに触るんじゃ…っ…!」
薄紅色の乳首を爪で押し込み、カリカリと表面を搔くように刺激すると蘭零琳の背筋が逸れ、大きくしなる。それと同時にテオが握っていた蕾のようなそれが肥大し、勢い良く透明な先走りが溢れ出た。
「っ…!あたま、おかしくなるっ、テオ、もっと…優しくして……」
剥き出しになる蘭零琳の首筋に顔を近づけ、テオが恍惚とした表情で口付けを落とす。首、頬、唇、耳朶と上に上がり、熱い吐息が蘭零琳の耳元に掛かる。テオが蘭零琳の陰茎を自分のものに擦り合わせ、亀頭同士が触れ合うと粘着質な音が漏れ出た。
「…阿琳、かわいい」
「──っ!」
テオの一言と同時に、蘭零琳の頭の中が真っ白に染まる。目の奥に火花が散るような強い刺激と同時に、テオの手のひらへと精を放った。それによる解放感が全身を浸食し、言葉にならない嬌声を幾度も漏らした。
「ふぁっ…あ…テオっ……!やだ、見ないで…」
「そう言われても無理だよ……うわ…おれも出るっ…」
テオの肩が上下に揺れ、限界まで張り詰めていた剛直が白濁を吐き出す。二人の陰茎に飛び散り、スラックスを汚す寸前で蘭零琳がティッシュを手繰り寄せ、白に塗られたテオの手を震える指先で拭き取った。
「ばかっ…なんてことするんだ…」
「気持ち良かった?」
直球な質問に、蘭零琳は視線を彷徨わせてどう返すべきか考えを巡らせる。迷った挙句、小さい溜息をついて包み隠さずに頷いた。
「それは…………うん……良かった…と言うか……あんなの初めてだし」
「ふふっ。まったく、可愛いヤツだな」
「可愛くなっ…んぁぁ…!」
はだけたシャツの合わせ目に顔を近づけ、テオが蘭零琳の胸元に口付ける。膨れ上がった乳首を舌先で擽るように舐め、前歯で軽く甘噛みするとテオの手中にあった蘭零琳の陰茎が更に膨張した。
「やっ、へんにっ…なる…気持ち良すぎて…」
「うん、いいよ…阿琳のえっちな顔、もっと見せて」
「やっ…見ないで……!そんな良いものじゃない…!」
テオは何度も唇で乳首に刺激を与え続け、同時に指で蘭零琳のぬめる亀頭を丁寧に擦り続ける。我慢できなくなった蘭零琳は自分でスラックスのベルトを緩め、ウエストを解放して脱ぎ散らかした。
「テオっ…!それ以上は駄目…」
「んん…?阿琳のここ、何でこんなに濡れて……」
陰茎から手を離し、蘭零琳の股間を弄ると本来ならあり得ない場所が濡れていた。それと同時に蘭零琳の様子が明らかに不自然で、太腿を擦り合わせ何かを必死に隠しているように見える。
「なぁ、ここ見せてくれよ…?」
「っ…それは…だめ」
「阿琳の秘密、ってことだね。大丈夫…誰にも教えない。俺と君だけの秘密だよ」
テオが背中の翼を羽ばたかせ、前に寄せて蘭零琳の身体をすっぽりと覆い隠した。
「…い…今はまだ……修学旅行の夜まで……待って」
「今日はお預けってこと…?ふふ…わかった、阿琳がそう言うなら我慢する。でも、君は我慢できる…?」
「……大丈夫……自分で何とかするから」
蘭零琳は顔を真っ赤に染めつつ、テオの腹に身を預けて横になった。蘭零琳の髪を撫でながらテオが愛おしそうに首筋へ鼻先を埋め、深く息を吸い込む。
「…阿琳、ぞわぞわする程いい匂いがする…」
「何言ってるんだ…気のせいだろ」
震える指先で自分の長い黒髪をたくし上げ、頭頂部でひとつに括ると蘭零琳は不思議そうにテオを見た。
「いいや、気のせいなんかじゃない……おれの大好きな匂いだ」
蘭零琳を抱き寄せて無防備になった首筋に口付けを落とし、強く吸うと蘭零琳の喉奥からか細い悲鳴が漏れ出てくる。小さい花びらのような痣を拵え、満足そうにテオが笑った。
「…それじゃ、修学旅行の夜は覚悟してよね?」
「ふん…せいぜい頑張れ……それまで憶えていれば、の話だがな」
蘭零琳がむっとした表情も何処かあどけなく感じ、テオはその日が来るのを楽しみにしながら学校生活を楽しむことにした。
テオの背中に突如として生えた翼を呆然と見つめ、蘭零琳は言葉が出せないでいた。
「はあっ…はぁっ……はは、やっぱり……キツイな…」
「おい、大丈夫か…にしてもその姿は…」
蘭零琳の身体に寄り掛かるように身を預けると、テオは小さく笑いながら蘭零琳の後頭部に手を伸ばした。
「ああ、そうさ。おれは…普通の人間じゃない」
ぎこちなく笑い、縮こまった翼を広げてゆっくりと動かす。その一挙手一投足に蘭零琳は釘付けになり、僅かに震える指先で抜けかけた羽根を撫でる。
「……なんでこのことを俺に教えたんだ?」
「阿琳にだけは言いたかったんだ。……おれが好きになった人には真っ先に伝えよう、って決めていたから」
蘭零琳は恥ずかしげもなく、そう言い切れるテオが少し羨ましく思った。自分が惚れた相手だとはっきり言えるその意志と、その真っ直ぐな目に自分もテオに惹かれていることに気づき、火照る顔を俯かせて話題を変えようと口を開く。
「背中…痛くないのか」
「ああ、痛みはないかな。出す瞬間はかなりキツいけど……この感覚にも、慣れたかも」
蘭零琳はテオの背中に手を回し、翼が生えてきた箇所を手探りして優しく撫でる。テオは肩を揺らし、その感触に目を細めて艶かしい吐息を漏らした。
「…ん…ふ…阿琳、そこ……擽ったいよ」
「変な声を出すな…本当に、背中から生えてる……」
蘭零琳がつつ、と人差し指でテオの背筋をなぞると、悲鳴に似た声がテオの唇から漏れた。僅かに口角を上げ、不敵な笑みを浮かべた蘭零琳は翼の付け根をトンと軽く叩く。
「ここ、気持ちいいんだな」
「ひゃっ……いや、ゾクゾクすんだよ…背中、弱くて」
「へぇ…。そうなのか」
更に指先をまさぐらせるように撫で擦り、軽く爪を立ててカリカリと引っ掻く。テオは耳元まで赤くしながら、明らかに嬌声混じりの悲鳴を立て続けに上げている。
「阿琳……も、だめ…」
「ふふ…背中撫でるだけでこんなになるなんて…。弱点を俺に晒していいのか?」
股間に感じるテオの剛直に押し上げられ、蘭零琳のそれも肥大しておりスラックスを持ち上げていた。
「おまえだって…こんなんで勃つなんて、ヘンタイなんじゃないか」
「お前が言うか、それ」
向かい合わせに座ったまま、先に動いたのはテオだった。蘭零琳のスラックスに手をかけて、ファスナーを開き下着の前開きからはみ出る陰茎を顕にすると、自分のスラックスのベルトを緩めてずり下げ、下着から突き出した剛直を空気に晒す。
「なっ…何をする気だ…!」
「どうせなら、同時に気持ちよくなろうぜ」
二人分の陰茎を手にすると、先端を擦り合わせて密着させる。次から次へと溢れ出る先走りを指に絡め、蘭零琳の急所を擦ると上擦った悲鳴が響いた。
「テオ…っ!あっ……やだ、こんなの知らない…!」
「ふふっ…ひとりで抜く時より断然気持ちいいな…阿琳の先っぽ、ヒクヒクしてる」
「ふぁ…ッ!ほじるな…!」
抗いきれない感触と快感を無意識に追いかけ、蘭零琳の唇から艶かしい嬌声が漏れる。テオはシャツの上からでも分かる蘭零琳の胸元の膨らみを、空いた手の指先で弾いた。
「んぅっ……!」
「今の、もっと欲しい?」
「は、恥ずかしいことを聞くんじゃない……」
「だったらやめる…?」
「……それは…やだ」
我儘のような言葉にテオは苦笑いを返しつつ、更に人差し指で刺激する。膨らみと硬さが増していき、蘭零琳は苦悶とも羞恥とも取れる表情を浮かべた。そして蘭零琳が着ているシャツのボタンを外し、インナーをたくし上げて胸元まで顕にする。白磁のような色合いと絹のように滑らかな肌触りに、テオは興奮が抑えきれず何度も蘭零琳の胸元を撫でた。
「あぁ……やっぱり君の素肌は綺麗だね」
「っ…そんなふうに触るんじゃ…っ…!」
薄紅色の乳首を爪で押し込み、カリカリと表面を搔くように刺激すると蘭零琳の背筋が逸れ、大きくしなる。それと同時にテオが握っていた蕾のようなそれが肥大し、勢い良く透明な先走りが溢れ出た。
「っ…!あたま、おかしくなるっ、テオ、もっと…優しくして……」
剥き出しになる蘭零琳の首筋に顔を近づけ、テオが恍惚とした表情で口付けを落とす。首、頬、唇、耳朶と上に上がり、熱い吐息が蘭零琳の耳元に掛かる。テオが蘭零琳の陰茎を自分のものに擦り合わせ、亀頭同士が触れ合うと粘着質な音が漏れ出た。
「…阿琳、かわいい」
「──っ!」
テオの一言と同時に、蘭零琳の頭の中が真っ白に染まる。目の奥に火花が散るような強い刺激と同時に、テオの手のひらへと精を放った。それによる解放感が全身を浸食し、言葉にならない嬌声を幾度も漏らした。
「ふぁっ…あ…テオっ……!やだ、見ないで…」
「そう言われても無理だよ……うわ…おれも出るっ…」
テオの肩が上下に揺れ、限界まで張り詰めていた剛直が白濁を吐き出す。二人の陰茎に飛び散り、スラックスを汚す寸前で蘭零琳がティッシュを手繰り寄せ、白に塗られたテオの手を震える指先で拭き取った。
「ばかっ…なんてことするんだ…」
「気持ち良かった?」
直球な質問に、蘭零琳は視線を彷徨わせてどう返すべきか考えを巡らせる。迷った挙句、小さい溜息をついて包み隠さずに頷いた。
「それは…………うん……良かった…と言うか……あんなの初めてだし」
「ふふっ。まったく、可愛いヤツだな」
「可愛くなっ…んぁぁ…!」
はだけたシャツの合わせ目に顔を近づけ、テオが蘭零琳の胸元に口付ける。膨れ上がった乳首を舌先で擽るように舐め、前歯で軽く甘噛みするとテオの手中にあった蘭零琳の陰茎が更に膨張した。
「やっ、へんにっ…なる…気持ち良すぎて…」
「うん、いいよ…阿琳のえっちな顔、もっと見せて」
「やっ…見ないで……!そんな良いものじゃない…!」
テオは何度も唇で乳首に刺激を与え続け、同時に指で蘭零琳のぬめる亀頭を丁寧に擦り続ける。我慢できなくなった蘭零琳は自分でスラックスのベルトを緩め、ウエストを解放して脱ぎ散らかした。
「テオっ…!それ以上は駄目…」
「んん…?阿琳のここ、何でこんなに濡れて……」
陰茎から手を離し、蘭零琳の股間を弄ると本来ならあり得ない場所が濡れていた。それと同時に蘭零琳の様子が明らかに不自然で、太腿を擦り合わせ何かを必死に隠しているように見える。
「なぁ、ここ見せてくれよ…?」
「っ…それは…だめ」
「阿琳の秘密、ってことだね。大丈夫…誰にも教えない。俺と君だけの秘密だよ」
テオが背中の翼を羽ばたかせ、前に寄せて蘭零琳の身体をすっぽりと覆い隠した。
「…い…今はまだ……修学旅行の夜まで……待って」
「今日はお預けってこと…?ふふ…わかった、阿琳がそう言うなら我慢する。でも、君は我慢できる…?」
「……大丈夫……自分で何とかするから」
蘭零琳は顔を真っ赤に染めつつ、テオの腹に身を預けて横になった。蘭零琳の髪を撫でながらテオが愛おしそうに首筋へ鼻先を埋め、深く息を吸い込む。
「…阿琳、ぞわぞわする程いい匂いがする…」
「何言ってるんだ…気のせいだろ」
震える指先で自分の長い黒髪をたくし上げ、頭頂部でひとつに括ると蘭零琳は不思議そうにテオを見た。
「いいや、気のせいなんかじゃない……おれの大好きな匂いだ」
蘭零琳を抱き寄せて無防備になった首筋に口付けを落とし、強く吸うと蘭零琳の喉奥からか細い悲鳴が漏れ出てくる。小さい花びらのような痣を拵え、満足そうにテオが笑った。
「…それじゃ、修学旅行の夜は覚悟してよね?」
「ふん…せいぜい頑張れ……それまで憶えていれば、の話だがな」
蘭零琳がむっとした表情も何処かあどけなく感じ、テオはその日が来るのを楽しみにしながら学校生活を楽しむことにした。
