ここには、天界・地界・下界の3つの世界が存在している。
その中でも、ここ天界は神や天使や悪魔までもが実際に暮らしている神秘な世界だ。
二人の少年が、草の上に寝転びながら空を見つめる。
「なぁ、リシューの将来の夢って何?」
「そうだねぇ…レーンファの夢は何なんだい?」
リーシューと呼ばれた少年はそのままレーンファに聞き返す。
レーンファはよくぞ聞いた!というように、ガバッと起き上がる。
「俺はな、世界を股にかける英雄になるんだ!」
「英雄…って、フィール様みたいな感じかい?」
フィールとは、この世界の神であり、人間にも信仰されている慈悲深い神である。
また、フィールは人間の世界で言う「英雄」すなわち魔王を倒した伝説の存在だ。
「けど僕達まだ羽化もしてないのに…」
「俺は強いからな!」
天界の人々は生まれたときから羽があるわけではない。
平均的には5〜10歳の間に羽が生えてくる。
また、『羽の色』は今後の人生を決める重要なものだ。
羽の色は下から順に、黒、紫、緑、黄、赤、茶。次に羽の色としては0.05%の割合しかいない銀と金、そして、その色は神にしか許されていない、白。
かのフィールも無論白である。
「白とかが生えてくれたらこんな貧乏生活からは抜け出せるんだけどよぅ…」
「そんな都合のいいこと起きないよ」
クスクスとリシューが笑う。
レーンファは、優しいレーンファなら上の位ぐらい取れそうだと思っている。
「ま、どんな色でもずっと友達だからな!」
「ああ」
冗談めかして話していたあの頃にはもう戻れない。
その中でも、ここ天界は神や天使や悪魔までもが実際に暮らしている神秘な世界だ。
二人の少年が、草の上に寝転びながら空を見つめる。
「なぁ、リシューの将来の夢って何?」
「そうだねぇ…レーンファの夢は何なんだい?」
リーシューと呼ばれた少年はそのままレーンファに聞き返す。
レーンファはよくぞ聞いた!というように、ガバッと起き上がる。
「俺はな、世界を股にかける英雄になるんだ!」
「英雄…って、フィール様みたいな感じかい?」
フィールとは、この世界の神であり、人間にも信仰されている慈悲深い神である。
また、フィールは人間の世界で言う「英雄」すなわち魔王を倒した伝説の存在だ。
「けど僕達まだ羽化もしてないのに…」
「俺は強いからな!」
天界の人々は生まれたときから羽があるわけではない。
平均的には5〜10歳の間に羽が生えてくる。
また、『羽の色』は今後の人生を決める重要なものだ。
羽の色は下から順に、黒、紫、緑、黄、赤、茶。次に羽の色としては0.05%の割合しかいない銀と金、そして、その色は神にしか許されていない、白。
かのフィールも無論白である。
「白とかが生えてくれたらこんな貧乏生活からは抜け出せるんだけどよぅ…」
「そんな都合のいいこと起きないよ」
クスクスとリシューが笑う。
レーンファは、優しいレーンファなら上の位ぐらい取れそうだと思っている。
「ま、どんな色でもずっと友達だからな!」
「ああ」
冗談めかして話していたあの頃にはもう戻れない。
