禁忌の雪恋〜声を奪われても君を守る〜

 奉公人として現れた美しい少女に一目惚れをした。
 優しさに惚れ込んだが、その娘は雪女だった。

 諦めきれず、声と引き換えに時を繰り返した。
 その中で、雪乃の残酷さに触れ恋が雪のように溶けそうになったこともある。

 でも、その恋はまた降り積もった。

 春の陽光の中、二人の影が静かに寄り添って伸びていった。