人肌の温かさと安心を知った俺たちが毎日のように交代で泊まるようになったのは自然なことだった。
以外にも、どちらの親も「となりの家にいます」と書置きをしておけば何も言われなかった。
放任されていたのか、信頼されていたのか。どちらにせよ、特に干渉されることもなく二人だけで補い合いながら過ごす日々はとても心地が良かったし、光留となら何をしていても楽しかった。
母親が死んでから感じないように閉じ込めて沈めていたはずの感情が、光留によって檻を壊され引き上げられていく。それでも、不思議と不快感は感じなかった。
