来世で会いましょう


 二○二八年三月一日。俺は心明高等学校を卒業した。
 
 律が消えてから俺は三日ほど学校を休んだ。毎日毎日、(しかばね)のように壁に凭れ、プレゼントをしたボディミストを部屋に撒いてはサボンの香りを一滴も取り零すまいと肺いっぱいに吸い込んだ。目を閉じれば笑顔の律がいる。触れようと手を伸ばし目を開ければそこには誰もいない。涙が止まらず、何もかもが空っぽになった気がした。何度も死ぬ事を考えた。死んだら律に会えるかもしれないと、淡い気持ちを抱いていた。でも俺が仮に死んだとしても律には会えない気がした。きっと律は怒って迎えには来てはくれないだろう。たとえ会えたとしてもどっちみち凄い剣幕で怒られそうだ。
 ―――このままじゃ駄目だ。そう思った。死んでも、今の状態の俺を見ても律は怒るか悲しむはずだ。もしかしたら失望されるかもしれない。苦しみや悲しみ、楽しさと幸せ・・・・・・俺が死んだら全てが無かった事になる。そう思ったら落ち込んでばかりでは駄目だと思った。
 三日後、俺は重い腰を上げた。母さんに「もう少し休んでも良いのよ」と言われたが俺は首を左右に振り「律が怒るから」と、学校に登校した。いないと分かっていても一年の教室がある廊下を一組から四組まで歩いた。当たり前だが律はいない。残ったのは『なんで二年の先輩が一年の所にいるんだ』という不思議そうな後輩達の目線だけ。
 教室に入ると、何一つ変わっていない光景が広がっていた。俺だけの世界が変わっていたんだと思った。
 朝は毎回、前田が俺に気付けば挨拶をしてくれるが、今日はまだ見当たらない。俺は近くにいた女子に勇気を振り絞って「おはよう」と声をかけた。女子は目をまん丸にし驚いた様子で「お、おはよう!」と返してくれた。そんな小さな積み重ねを毎日続けていたら俺にも友達が少しずつ増えてきた。
「久瀬くんがリュックに付けてるのってポン太だよね。笑顔ポン太と威嚇ポン太のギャップが超可愛い~」
と、ある女子が言った。俺は口角を上げ「だろ? 恋人とお揃い」と言うとクラス中に女子の悲鳴が響いた。鼓膜が破れるかと思ったが、その反応がすごく嬉しかった。三年になり、二年の時より友達が増えた。学校も楽しくなってきていたが律の事は一日たりとも忘れた事はなかった。
 その証拠に休みの日は時間を見つけては律の家にお邪魔させてもらっていた。律の両親は何度訪れても嫌な顔一つをせず、笑顔で出迎えてくれた。そのうち律のお父さんとお母さんは俺を雨宮家のお墓に連れて行ってくれた。墓誌に刻まれた律の名前を見ると涙が止まらなくて、その度に律の両親が背中を摩ってくれた。
 そんな日々を送り続け、俺は卒業の日を迎え、無事高校を卒業した。

 卒業式の帰り、俺は両親と共にミレモールに立ち寄った。
あの日以来、俺はここに足を踏み入れる事が出来なかった。友達に誘われても何かにつけて断りを入れ続けてきた。ミレモールには律との思い出が多すぎた。
 俺はグルニエに来ていた。どこにでもある普通の店。でも俺にとっては特別な店だった。
 初めて好きな人にプレゼントを買った店―――。
俺は棚に置かれているサボンのボディミストを手に取ると迷わず購入した。通路に出ると「海斗くん?」と名前を呼ばれ振り返った。目の前にいたのは驚いた顔をした律の両親だった。俺は今卒業式帰り・・・・・・制服姿だった。

「・・・・・・・・・・・・」
 あの後、律のお母さんに「時間があるなら少しお話出来るかしら?」と言われ、俺は律の家に来ていた。食料品売り場に行っていた両親には『用事が出来た。先に帰ってて』とメッセージを送っておいたから今頃はもう家に着いているだろう。
「そんなに身構えなくていいのよ。怒ってるわけじゃないんだから・・・・・・むしろ納得したって感じかな」
「ね、お父さん」と声をかけられた律のお父さんは「そうだな」と笑っていた。その柔らかな声に、笑顔に、怒っている様子は微塵(みじん)も感じられなかった。
「あっ。そういえば拓也くんいたでしょ? 律と仲が良かった本木拓也くん」
 俺は『本木拓也』という名前に反応して顔を上げた。
「あの子、結婚して一年ちょっとで離婚したそうよ。奥さんが出て行ったとか」
 律のお母さんは飲み物を用意しながら世間話をするようにお父さんに話しかけていた。
 本木拓也が離婚? それより気になったのは・・・・・・。
 本木拓也が律を自殺に追い込んだ一人だとお父さんとお母さんは知らないのか?
「あんな奴、離婚して当然ですよ」
 心の中で思っていた事を気付いたら声に出していた。俺は口許を押さえ、「すいません」と謝った。コトンとあの時と同じようにレモンティーを出される。俺は何も言わず頭だけ下げた。
「さぁ、本題よ」と椅子に座った律のお母さんはどこか楽しそうだ。心なしかお父さんも何かにワクワクしているように見えた。
 そして言い放つ。
 ―――海斗くん。もしかして幽霊が視えるの?

 思ってもみなかった質問に俺は口を半開きに固まる。
「えっ、えっ? な、なんでですか?」
 ティーカップの縁を親指で撫で、中のアールグレイを一口飲むと律のお母さんは口を開いた。
「最初に見た時から不思議な子だなぁとは思ってたのよ? 律と同い年ってわりには若いし・・・・・・。初めて来た日、二階に通したのは覚えてる? 律の遺品を貰っていってもらおうと思って部屋に案内した時の事よ」
「・・・・・・覚えてます」
「あの日は八月だったから暑かったじゃない。律の部屋のクーラーを点けるの忘れてたから飲み物を持っていきながら冷房を点けようと思ったの。選ぶのに時間がかかるかと思って・・・・・・。そしたら中から喋り声が聞こえたの」
 ゴクリと唾を飲み込む音がした。もしかして律との会話を聞かれていた? だとしたら、どこからどこまで?
「すぐにお父さんを呼んだわ」
 お母さんはチラリとお父さんに視線を向けると、お父さんが口を開いた。
「『静かに来て!』って言うから何事かと思ったよ。二階に行ったら律の部屋の前でお母さんが座っていてね。ドアが少し開いていたからお母さんと中を覗いたんだ。そしたら君は誰かと楽しそうに話していた。・・・・・・気を悪くしないでほしいんだが、その、最初は幻覚か何か見えているのかなと思って―――」
「そしたら驚きよ! 物が浮かんでるんだもの! それも律の大好きな中村ヒカルの小説にあのカッパの人形! 律が大事にしていた物や好きな物がふよふよ浮いてたの。会話も成立しているようにみえたし・・・・・・。ああ、律が帰ってきたんだわって思ったの。海斗くんが来た時もね、律がよく使っていたボディミストの匂いもした。最初は同じ物を海斗くんがつけているのかと思ったの。でも海斗くんが帰った瞬間に匂いもぱったりと消えた。お父さんと恋人と一緒にいたいのねって話したわ」
 お父さんの話を遮り、喋りだしたお母さんは興奮気味だった。その圧に俺は押されそうになる。つまり簡単にまとめてしまえば、来た時から何かしら違和感を感じていて二階での怪現象で俺には律が視えていると確信した・・・・・・ということだろうか? お父さんは呆れたように「落ち着きなさい」と制する。
「すまないね。興奮すると早口になって止まらないんだ」
 苦笑するお父さんに、俺は呆気に取られ「はぁ・・・・・・」と不抜けた声が出てしまう。
「二階から下りてきた君は律の好きな物を全て持っていた。聞こえた会話から律が君に持たせたんだろう?」
「・・・・・・・・・・・・」
「君を見送る際も、肩に違和感を感じてね。まるで誰かに触られているようだった。・・・・・・海斗くん。律は君といたのかな? 事実なら何処で会って何をしていたんだい? そして律は今でも君の傍にいるのかな? 教えてくれないか」
 二人の目は温かみを帯び、とても優しげだった。少しの陰りもなく俺を疑ってるようにも見えなかった。流石に物が浮かんでる様を見てしまえば信じようがなかったのかもしれない。俺はまるで警察に尋問を受けている容疑者のように項垂れる。もう隠せないと思った。
「・・・・・・俺は・・・・・・見て分かるように二十二歳でもなければ二十代でもないです。今日心明高等学校を卒業した十八歳のただの男です。律とは同級生でもありません。でも俺の大事な恋人です。・・・・・・お父さんとお母さんに話さなかったのは信じてもらえないと思ったからです。怒られるか、悲しませるか、頭のおかしい奴だと思われると思ったから言い出せませんでした。・・・・・・騙していてすいませんでした」
 俺はちゃんと喋れているだろうか。自分でも耳を澄まさないと聞こえないぐらいの声の小ささだ。
「律は今でもいるの?」
 俺は首を左右にふる。ガラス製のテーブルに涙がパタリ、パタリ、と音を立て落ちる。
「初めてお父さんとお母さんに会いにいった日の夜に・・・・・・消えました。いや、成仏しました。律は亡くなってからずっと旧心明病院を彷徨ってたみたいで・・・・・・」
 俺は涙を流しながら、声を震わせながら、みっともなく鼻を垂らしながら全てを話した。廃病院での出来事から、リストの事、パンケーキの事、ミレモールでの事、学校での事、恋人同士になったきっかけに、花火大会での事、本木拓也の事、誕生日を互いに祝った事、両親に会いたがっていた事、最後の夜の事、そして―――来世で会おうと約束した事を、全て包み隠さず話した。
 俺はこの一年あまりで色褪せたリュックからノートを取り出し見せた。

『初めて恋人が出来た。嬉しい』
『海斗へ 短い間だったけど毎日が楽しくて幸せだった。ありがとう。あっ、浮気は禁止だからね! 大好きだよ。来世で会いましょう。 律より』

 ノートに書かれた字を見た瞬間、二人は驚きを隠せないといったように瞬きもせずのめり込むようにその字を凝視していた。そのうち、お母さんは大粒の涙を流し、お父さんは目頭を押さえ泣き出した。
「律の字だわ。っ・・・・・・親バカと思われるかもしれないけど、あの子、字が凄く上手だったの。このご時世、ハガキとか手紙の住所なんて、みんなパソコンで書いて印刷するでしょう? でも私達は毎回律に頼んで書いてもらってたの」
 俺は頷くことしか出来なかった。嗚咽が邪魔をして返事が出来なかったのだ。お父さんは席を外し、窓際まで行くと噎び泣いていた。噎び泣くお父さんを見て、俺はリュックにつけているポン太を見せた。
「これ、ミレモールのゲームセンターで律に取ってもらったんです。お揃いにって。律、取るのが凄く上手くて、なんでそんなに上手いのか訊いたら、従兄弟のお兄さんがクレーンゲームが大好きで、会ってはよくコツを教えてもらってたって・・・・・・」
『クレーンゲーム』という言葉に反応したのか、窓際にいたお父さんが勢いよく振り返り俺の方に来た。
雅人(まさと)のことか⁉」
「えっ、あっ。すいません、名前までは・・・・・・。ただ『従兄弟のお兄さん』としか」
 そう告げると、お父さんは崩れ落ちるように再び泣き出した。お母さんはお父さんの傍に行き、背中を摩る。
「雅人くん。お父さんのお兄さんの子供の名前なの。律と仲が良くてね・・・・・・。クレーンゲームが大好きだった。県外にいるからなかなか会えなかったけど、会えば必ずと言っていいほどゲームセンターに連れて行かれたわ。きっとその話ね」 
「・・・・・・・・・・・・あの、本木拓也のことは・・・・・・」
 俺は気になっていた事を訊いた。
「知ってたわ。律をいじめてた事。でもあの子、一度も謝りに来なかった。お母さんの方も「この子がそんな事するはずないじゃない!」って、逆ギレしてきてね。あんなに仲が良かったのに・・・・・・許せないわよ。いまさら謝られても・・・・・・どんなにお金を積まれても。でも海斗くんが思いの丈を言ってくれたみたいだし、離婚もしたみたいだし。ざまあみろよ! これからあの子にはもっと辛い罰がくだるに決まってるわ」
 お母さんの口からまさか「ざまあみろ」なんて言葉が出てくるとは思わず俺はぷっと笑ってしまった。
「あの子の話をしたのは海斗くんの反応を見たかったの。本当に律といるなら、あの子の事も知っているだろうって。やっぱり知っていたのね。試すようなことをしてごめんなさい」
「いえ・・・・・・。本当にざまあみろです。俺の恋人を苦しめておいて謝罪もせずのうのうと結婚生活なんてあり得ませんから」
 涙を拭いながら身体を起こしたお父さんは俺に向かって深々と頭を下げた。
「ありがとう海斗くん。律を見つけてくれて、愛してくれて、私達に会わせてくれて・・・・・・君も辛かっただろう」
 お父さんの姿におさまっていた涙がまた溢れそうになる。が、俺は寸での所で堪えた。もう泣かない。泣き続けたら、きっと律に呆れられてしまう。
「こちらこそありがとうございます。律を産んでくれて・・・・・・。お父さんとお母さんがいなかったら俺は律に会えなかったし、変われませんでした。正直今でも律が恋しいです。でも俺は大丈夫です。来世で会えますから。俺と律が一緒になるためには来世でまたお父さんがお母さんを必ずゲットしないといけません。頑張ってください!」
 グッと親指を立てる。お父さんは照れくさそうに「参ったな~」と後ろ頭を撫でていた。お母さんもまた「いやだわぁ、海斗くん。恥ずかしいじゃない」と言いながらもどこか満更でもないようだ。俺は立ち上がり、「律に会いにいってきて良いですか?」と和室を指差す。
「勿論良いわよ。律に顔を見せてあげてちょうだい」
「ありがとうございます。出来れば、お父さんとお母さんも一緒に」
 二人はキョトンとした顔で目を合わせた後、俺の顔見て頷いた。

 目の前には笑顔の律がいた。
小さな仏壇に置かれている遺影の写真だ。俺は仏壇の前で正座をし、その後ろに律の両親が同じように正座をしていた。ひとしきり律の顔を見ると身体の向きを変え、律の両親と対面になるように座り直した。そして頭を下げる。
「もう一度言います。律を・・・・・・息子さんを俺にください」
 和室内に沈黙が流れる。うんともすんとも返事がない以上、顔を上げる事が出来ない。だから律の両親が今どんな顔をしているのか分からない。冷房が点いているはずなのに額に汗が滲んでくる。
「あの言葉・・・・・・本気だったの? こんな事言ったらあれだけど律はもういないのよ。海斗くんはまだまだ若いんだから―――」
「律にも同じ事を言われました。『まだ先があるんだから』って・・・・・・。でもやっぱり俺には律しかいません。お願いします」
 畳に額をつけていると肩に手を置かれ「とりあえず顔を上げてくれないか?」とお父さんに言われ顔をそろりと上げた。
「君のご両親には?」
 俺は背筋を伸ばし、真っ直ぐと二人を見つめた。俺がどれだけ本気か知ってもらいたかった。
「言いました。全て。もちろん最初は「何を言ってるんだ」って顔をしてました。こんな話、ドラマや映画の世界じゃないですか。でも俺が持っているありとあらゆる証拠を見せたら信じてくれました。リストを書いたノートに、頂いた律の写真と・・・・・・当時のニュース記事、ここの住所を教えたら信じてくれました」
 あの日、俺は泣きながら律の事を・・・・・・恋人の事を両親に話した。最初は険しい顔をして聞いていた。多分その時は今言ったとおり信じてはいなかっただろう。だから俺は自分の部屋にある律の痕跡となるものを掻き集め話を続けた。そして最後は半ば強制的に「俺には律しかいないから。孫の顔とか見せれない・・・・・・ごめん」と締めくくった。
「それでご両親はなんて?」
「・・・・・・・・・・・・それが、『そんなの良いわよ!』と大笑いしてましたね」
「「えっ?」」
 多分、反対されたと予想を立てていたのだろう。律の両親は目をまん丸とさせ石のように固まっていた。
「ウチ、両親の兄弟姉妹が多いんですよ。だからその分、子供も多くて・・・・・・たまに家にみんなで来るんですが、子供って元気じゃないですか。もう帰る頃には二人ともヘトヘトで。だからなのか『あんたが律くんといたいならそうしなさい。あんたの人生なんだから! 孫のことなんて気にしなくて良いの!』と逆に背中押されましたね」
 ぶっ! と二人は同時に噴き出し大きな声をあげて笑った。
「あはははっ! てっきり反対されたかと思ったよ。・・・・・・良い家族だね」
 俺は頷き「俺もそう思います」と笑った。普段言わないぶん照れくさい。
「ふふっ。なら、律を海斗くんにお願いしちゃおうかしら」
「本当ですか⁉」
「あー。娘を嫁にやる気持ちってこんな感じなのかぁ~」
「お父さん、律は男よ」
 俺は嬉しさのあまり立ち上がり、深々と頭を下げた。
「ありがとうございます!」
 律の両親に認められたと思うと、嬉しくて嬉しくて身体が勝手に踊り出してしまいそうだ。
「今度、両親とお邪魔させていただいても良いですか?」
「えぇ、良いわよ。なんだか楽しくなりそうだわ」
 俺は滑り込むように律の前に座った。ポケットから出したシンプルなシルバーリングを律の遺影の近くに置く。後ろから覗き込んでいたお母さんは「えっ⁉ 指輪⁉」と叫ぶと隣にいたお父さんも「何⁉」と覗き混んできた。
「ずっと一緒にいるって・・・・・・誓いの指輪みたいなものです。・・・・・・って言っても給料三ヶ月分ってやつじゃないですよ⁉ 俺まだ働いてないんで! 安もんです! 安もん!」
 左右に手をぶんぶんとふる。お父さんとお母さんはどこか愛おしさを含む顔で微笑んでいた。
「そんな高いの突然プレゼントされたら律も恐縮しちゃうわ」
「給料三ヶ月分。簡単そうで難しいんだよな・・・・・・貯めるのが」
 腕を組み、しみじみとお父さんが呟いた。俺はポケットからもう一つ同じシルバーリングを取りだした。
「本当は律に嵌めてもらいたかったけど、それは来世で・・・・・・」
 俺は自分の左手の薬指にシルバーリングを嵌めた。キラキラと光る指輪を見つめると、俺は自慢するようにお父さんとお母さんに指輪を見せた。部屋中に笑い声が響き渡る。
 
 律―――。俺はもっと強くて優しい格好いい男になるよ。お前が自慢したくなるくらいのいい男になってみせる。だから見ててほしい。そして最後はヨボヨボの爺さんになった俺を迎えに来てくれ。 永遠に愛してる。

 ―――来世で会おう。