スミレはシュンの隣に座り、ビールを頼んだ。
注文の品が届くと高く掲げる。
「そいじゃ、お邪魔するよ。かんぱーい! ってね」
そう言って酒を飲むスミレ。
「くぁー!! 良いねぇ!!」
目を瞑りながら言った後に、テーブルの皆を見る。
「それで、ユキミちゃんは名前が分かったとして、そっちの二人は?」
「チフリと申します」
チフリは軽く頭を下げ、スミレに挨拶をした。
「オッケー! チフリちゃんね。それでそっちの子は?」
「ワシは封印されておったが神じゃ!!」
胸を張って大嘘をつくサキタマ。スミレは大爆笑しながら、返した。
「なるほど、神様ね! 願いを叶えたまえー、二礼二拍手一礼ってね!」
思わず、シュンがスミレに言う。
「いや、スミレ。そいつはただの妖怪だ」
「あぁ、そうかいそうかい」
知っていた上でふざけていたスミレ。そんな時に、ユキミがおずおずと手を上げながら話し始めた。
「あ、あの、スミレさん。二礼二拍手一礼って言ってましたよね? も、もしかして東の国出身ですか?」
「おうよ! そうだとも! だから、そこのお嬢ちゃんのキモノも懐かしくてねー」
サキタマの方を見ながら言うスミレ。そして続ける。
「もしかしてユキミちゃんも東の国出身?」
「え、あ、はい。東の国の北の方。ナスシ出身です」
同郷に会えたことで、スミレは身を乗り出して話に食いついた。
「あぁ、行ったこと無いけど知ってる! 雪国の寒い所だろ?」
「え、えぇ、はい」
ユキミは赤面しつつ、視線を外しながら言った。
その時、スミレが「あー!!!」っと大きな声を上げて、ユキミがびっくりする。
シュンが思わずそれを咎めた。
「うるさいぞ、ユキミさんがびっくりしちゃっただろ!」
「いやいや、悪い悪い。思い出した! 銀髪と青い戦化粧! もしかして、この街のギルドで今話題の『氷の姫騎士様』ってヤツ!?」
氷の姫騎士様と呼ばれ、ユキミは顔を真っ赤にする。
「そ、そんな! そんなモノでは……」
「やっぱりそうでしょ!? 大当たり確定!!」
そんな感じではしゃぐスミレ。
「そ、そう呼ぶ人もいますけど!」
ユキミは恥ずかしがりながら言う。チフリとサキタマはおつまみを黙々と食べていた。
次にスミレはシュンの方を向いて言う。
「しっかし、そんな期待のルーキーとパーティを組むなんて、やるなシュン!」
「だろー? 俺の人徳あってのものだぜ!」
酒のせいもあって、すっかりシュンは調子に乗り、胸を張る。
チフリはそんな様子をジト目で見ていた。
ふと、シュンがスミレに尋ねる。
「ずっとこの街で見なかったが、何してたんだ?」
「ん? あぁ、ちょっと長めのクエストをな!」
スミレは濁して言ったが、多分自分では勤まらないようなクエストをやっていたのだろうなとシュンは思う。
同期だというのに、シュンはDランク。スミレはBランクだ。
それだというのに、自分を見下さないスミレは良い奴だ。
だが、どうしても少しの嫉妬や焦りを感じてしまう自分が居た。
シュンはそんな自分が嫌いだ。
「まぁ、長めのクエストお疲れさん!」
顔に出さないように、シュンは言った。
その時、メイン料理が運ばれてくる。
「さぁ、再会の祝いだ! スミレも食ってくれ!」
「お、良いのか? それじゃ遠慮なく!」
皆で肉や炒めた米を取り分け、食べ始めた。
注文の品が届くと高く掲げる。
「そいじゃ、お邪魔するよ。かんぱーい! ってね」
そう言って酒を飲むスミレ。
「くぁー!! 良いねぇ!!」
目を瞑りながら言った後に、テーブルの皆を見る。
「それで、ユキミちゃんは名前が分かったとして、そっちの二人は?」
「チフリと申します」
チフリは軽く頭を下げ、スミレに挨拶をした。
「オッケー! チフリちゃんね。それでそっちの子は?」
「ワシは封印されておったが神じゃ!!」
胸を張って大嘘をつくサキタマ。スミレは大爆笑しながら、返した。
「なるほど、神様ね! 願いを叶えたまえー、二礼二拍手一礼ってね!」
思わず、シュンがスミレに言う。
「いや、スミレ。そいつはただの妖怪だ」
「あぁ、そうかいそうかい」
知っていた上でふざけていたスミレ。そんな時に、ユキミがおずおずと手を上げながら話し始めた。
「あ、あの、スミレさん。二礼二拍手一礼って言ってましたよね? も、もしかして東の国出身ですか?」
「おうよ! そうだとも! だから、そこのお嬢ちゃんのキモノも懐かしくてねー」
サキタマの方を見ながら言うスミレ。そして続ける。
「もしかしてユキミちゃんも東の国出身?」
「え、あ、はい。東の国の北の方。ナスシ出身です」
同郷に会えたことで、スミレは身を乗り出して話に食いついた。
「あぁ、行ったこと無いけど知ってる! 雪国の寒い所だろ?」
「え、えぇ、はい」
ユキミは赤面しつつ、視線を外しながら言った。
その時、スミレが「あー!!!」っと大きな声を上げて、ユキミがびっくりする。
シュンが思わずそれを咎めた。
「うるさいぞ、ユキミさんがびっくりしちゃっただろ!」
「いやいや、悪い悪い。思い出した! 銀髪と青い戦化粧! もしかして、この街のギルドで今話題の『氷の姫騎士様』ってヤツ!?」
氷の姫騎士様と呼ばれ、ユキミは顔を真っ赤にする。
「そ、そんな! そんなモノでは……」
「やっぱりそうでしょ!? 大当たり確定!!」
そんな感じではしゃぐスミレ。
「そ、そう呼ぶ人もいますけど!」
ユキミは恥ずかしがりながら言う。チフリとサキタマはおつまみを黙々と食べていた。
次にスミレはシュンの方を向いて言う。
「しっかし、そんな期待のルーキーとパーティを組むなんて、やるなシュン!」
「だろー? 俺の人徳あってのものだぜ!」
酒のせいもあって、すっかりシュンは調子に乗り、胸を張る。
チフリはそんな様子をジト目で見ていた。
ふと、シュンがスミレに尋ねる。
「ずっとこの街で見なかったが、何してたんだ?」
「ん? あぁ、ちょっと長めのクエストをな!」
スミレは濁して言ったが、多分自分では勤まらないようなクエストをやっていたのだろうなとシュンは思う。
同期だというのに、シュンはDランク。スミレはBランクだ。
それだというのに、自分を見下さないスミレは良い奴だ。
だが、どうしても少しの嫉妬や焦りを感じてしまう自分が居た。
シュンはそんな自分が嫌いだ。
「まぁ、長めのクエストお疲れさん!」
顔に出さないように、シュンは言った。
その時、メイン料理が運ばれてくる。
「さぁ、再会の祝いだ! スミレも食ってくれ!」
「お、良いのか? それじゃ遠慮なく!」
皆で肉や炒めた米を取り分け、食べ始めた。



