戸惑いが、隠せない。
私、凛帆のこと、苦しめてたの?
私のせいで辛い思いを口に出せなかったの?
なんで、なんで。
言ってくれてよかったのに。
呼吸が少しずつ乱れていく。
こんなに長い文章が書けてしまうほど苦しい思いをしていたのか。
いや、多分、ここには収まっていない。もっと大きな気持ちがあったのかもしれない。
私と、同じ気持ちを持っていたのか、凛帆。
そんな素振り、見せなかったのに。
きっと、隠していたんだよね。私がこれ以上苦しまないように。こうして後から知ることになるほうが苦しいのに。
ここまで来たら、もう一つの封筒も、開かなきゃいけないと思った。
逃げちゃだめって思った。
もう一つの封筒。
開けてみると、小さな短冊とメモ用紙が入っていた。
希咲、今の夢は、なに?



