短歌じゃないけど


 朝の台所の情景です
 テーブルに私が置いたペンキ缶ほどのソース入れがあり、キャップを
 キュポッ、とはずします。
 なかに卵を入れるように、コロッケを一つ2つ……といれてのち、ふって、
 まって、食パンの上にだしていきます。
 ……。

 これは、食パンにソース漬けコロッケをはさんだ、
 どうにかやって、食パンをうえから手で潰したら、とろっーとはさんだものの
 液がでてくるようにした、
 たしかな手応えのある――何かがまちがってしまった、たべものです。

 塗り潰してしまうのはやっぱりよくないのかな、と、あまり
 考えない頭で思うんです。
 好きなので。

 (題: 私という外国の人が作ってくれたお弁当には、食パンが
    一片まるごとはいってます            )