短歌じゃないけど



 歪な夜の城下のごとく
 一色単の墨絵の街並み
 夜の街をながむれば
 ただただ街がすきになりつつ
 こうしてふとした寝時を友と
 ふとした暗路をふたりで歩く
 海辺を眺めば 岩影から出る友の顔
 日々の景色にある白い顔のおもざし
 潮影の香りの中に、浮かび 
 岩影に侍りぬ
 後に日記にしるされる事