君と会った、その日から

7咲希と紫乃
咲希が保健室から帰ってきてすぐのこと。
咲希は紫乃に呼ばれた。
香水の対策はバッチリ。大丈夫だと思う。
「悠となにしてたの?」
絶対に悠にまだ好意があると思う。
「私と悠の、ホントのこと。」
「ホントのことって何よ!」
明らかに怒ってる。
「言えない。紫乃には関係ない」
「はぁ?明らかに恋愛系のことでしょう?白状しなさいよ」
怖い…けど、負けない!もっと、押す―
「何やってんの。咲希、紫乃」
すごく低い声で怒っていることがわかる悠が立っていた。
「悠〜!咲希が紫乃のこといじめるの!助けてよ〜」
すっごく可愛こぶってた。
キライ。
そんな気持ちが頭を横切った。
「なんでそんな甘えんの?ダサいよ」
微笑んで煽って魅せる。
こっちも天使界アイテム使ってるもん。
悪魔界のアイテム効果がなくなるっていう、超頼れるアイテム!
「悠、紫乃のことほっといていいよね。約束してたこと、しよっか」
「分かった。紫乃、咲希には手を出すな。ほっとけ」
そうして悠とその場を去る。
残った紫乃は咲希に向かっての陰口を、ポロッとこぼした。
「なんなんだよっ…咲希、消えてほしいっ…」
こんなことは紫乃自身も初めてで手で口をおおった。
そして、悪魔界へと、帰っていった。