6悪魔と天使
咲希と悠の目の前に、あり得ない転校生がやってきた。
紅月 紫乃。
魅惑の赤い唇に紫の奥が怖い瞳。
そして独特な匂いと、綺麗な黒髪に紫のインナーカラー。
悠が一番最初に反応した。
「嘘だろ…紫乃?なんでここに…」
「どうしたの。悠。」
「この前転校したばかりの子…」
悠が口を手でおおった。
「紫乃の香水は、相手を思うがままに操れる匂いの香水なんだ」
「思うがままに操れる…?怖いんだけど…」
さっきからの独特な匂いは香水だったんだ。
紫乃の席は咲希から遠い席だから大丈夫かもしれない。
匂いは結構よわそう。
「紫乃は悪魔だ。気をつけろ咲希…!」
「え…悪魔?存在するの?」
体が怖くて震えてきた。思うように動かない…!
これが香水の効果!?
「悠…体が思うように動かない…!保健室に連れて行ってくれる…?」
「香水の効果だな。分かった。連れて行く」
「ありがと…」
「先生。咲希さんが具合悪いそうで、保健室に連れていきます」
「はい。気を付けてくださいね」
教室を出て、悠と話す。
ここは特別棟だから保健室は遠い。
「香水ってこんなに強いの…?やばいんだけど…」
「咲希が静かだと不自然だな。」
「え、なんかゴメン…?」
「なんで謝るんだよ。気にしなくていいのに」
って言って、悠が初めて笑った。
その笑顔が素敵で、やっぱ好きだなぁって思った。
「紫乃は悪魔だ。人間の精気っていう生きるために必要なエネルギーを奪うんだ。気を付けろ」
「じゃあ改心させなきゃ…」
私は天使だから、ミッションで悪魔を改心するの。
紫乃は強敵だなぁ。気をつけよ。
「改心…?咲希、天使なのか…?」
「うんっ…?みんなには内緒だよ」
「いや僕も…」
「え?なんて?」
「僕も天使だよ。一緒にミッションこなそう」
悠も同じだったんだ…
協力した方が良いの?
どうしたらいいの?
「悪魔だって分かんなかったときは、紫乃は彼女だったけど、別れた」
「私、悪魔界のパスポート持ってるの。前倒した悪魔の」
「倒した…?咲希、意外と強いじゃん」
でもどうしよう紫乃は天使界でも有名な天才小悪魔。
改心させると強い味方になるけど、こっちが改心させられるかもしれない。
正直怖い。
それと、悠を取られるかもしれない。
ふたつの怖さが混ざり合って体が震えだす。
けどこっちにも悠がいる。
心強い味方がいる。
大丈夫、なはず。
「悠、保健室までありがとう。気を付けてね」
「そっちこそ無理しないでよ。また教室で」
咲希と悠の目の前に、あり得ない転校生がやってきた。
紅月 紫乃。
魅惑の赤い唇に紫の奥が怖い瞳。
そして独特な匂いと、綺麗な黒髪に紫のインナーカラー。
悠が一番最初に反応した。
「嘘だろ…紫乃?なんでここに…」
「どうしたの。悠。」
「この前転校したばかりの子…」
悠が口を手でおおった。
「紫乃の香水は、相手を思うがままに操れる匂いの香水なんだ」
「思うがままに操れる…?怖いんだけど…」
さっきからの独特な匂いは香水だったんだ。
紫乃の席は咲希から遠い席だから大丈夫かもしれない。
匂いは結構よわそう。
「紫乃は悪魔だ。気をつけろ咲希…!」
「え…悪魔?存在するの?」
体が怖くて震えてきた。思うように動かない…!
これが香水の効果!?
「悠…体が思うように動かない…!保健室に連れて行ってくれる…?」
「香水の効果だな。分かった。連れて行く」
「ありがと…」
「先生。咲希さんが具合悪いそうで、保健室に連れていきます」
「はい。気を付けてくださいね」
教室を出て、悠と話す。
ここは特別棟だから保健室は遠い。
「香水ってこんなに強いの…?やばいんだけど…」
「咲希が静かだと不自然だな。」
「え、なんかゴメン…?」
「なんで謝るんだよ。気にしなくていいのに」
って言って、悠が初めて笑った。
その笑顔が素敵で、やっぱ好きだなぁって思った。
「紫乃は悪魔だ。人間の精気っていう生きるために必要なエネルギーを奪うんだ。気を付けろ」
「じゃあ改心させなきゃ…」
私は天使だから、ミッションで悪魔を改心するの。
紫乃は強敵だなぁ。気をつけよ。
「改心…?咲希、天使なのか…?」
「うんっ…?みんなには内緒だよ」
「いや僕も…」
「え?なんて?」
「僕も天使だよ。一緒にミッションこなそう」
悠も同じだったんだ…
協力した方が良いの?
どうしたらいいの?
「悪魔だって分かんなかったときは、紫乃は彼女だったけど、別れた」
「私、悪魔界のパスポート持ってるの。前倒した悪魔の」
「倒した…?咲希、意外と強いじゃん」
でもどうしよう紫乃は天使界でも有名な天才小悪魔。
改心させると強い味方になるけど、こっちが改心させられるかもしれない。
正直怖い。
それと、悠を取られるかもしれない。
ふたつの怖さが混ざり合って体が震えだす。
けどこっちにも悠がいる。
心強い味方がいる。
大丈夫、なはず。
「悠、保健室までありがとう。気を付けてね」
「そっちこそ無理しないでよ。また教室で」
