皆様、こんにちは。
オオヒラです。
今日は皆さんに残念なお知らせがあります。
本件を手伝ってくれていた、瑠奈が、事故で亡くなりました。
聞いた話では、警察が駆け込んだところ、それはもう惨事だったそうで。
アハハ。
笑い事ではありません。私は至って冷静。
冷静です。机上に置かれたルービックキューブを眺めるように。
悲しいですが、いつ何時も別れはつきものです。
人間の性。常世の理。
最後の通話履歴を皆様に公開します。
きっと彼女も、あの世で舞っていることでしょう。
失礼。待っていることでしょう。
通話履歴・自動文字起こし
瑠奈:あんた、ほっっんとに最低!!!もう後戻りできないじゃない!!!どうしてくれんの!!?
オオヒラ:電話ありがとう、また手伝ってくれるの?
瑠奈:あんた、ほんと馬鹿じゃないの?! あの書類を見てから、毎日毎日毎日、変なものばっかり見るようになったじゃない!!
オオヒラ:いや、それは。帰る準備をしてるだけでしょ?
瑠奈:はあ?何言ってんの?!ほんと頭おかしい!!鏡には皮と骨だけの人間が写るし、昨日は家の近くの電柱に真っ黒い人影がぶら下がってた、電車の広告には、あの旅館の映像が延々と流れてる!!ほんともう無理、どうしてくれんの!?
オオヒラ:それは大変だ。でも、俺も毎日見てる。家の中で、いつも囁かれる。「待ってくんつえ。ままくんつえって。」
瑠奈:はあ?どういう意味?まじ意味わかんない!!
オオヒラ:だから、帰るしかないんだよ。あそこに。最初から決まってた。みんな呼ばれてたんだね。
瑠奈:意味わかんない!!早くその友達とやらに、電話して、この狂った呪いみたいなのをどうにかさせてよ!!
オオヒラ:あぁ。分かったよ。そんなに言うなら。でもさ。瑠奈だって知ってるはずじゃん。八萩だよ?
瑠奈:はあ?私が知ってるわけないでしょ???
オオヒラ:なんで?だって。俺たちの高校の同級生だよ?
瑠奈:あなた、ほんと何言ってるの?あなたは、ただの私の客でしょ?
オオヒラ:は?
瑠奈:ついにおかしくなったの?私はガルバで働く店員、あなたは客。お互いミステリー好きだから一緒に連絡してるだけで、高校の同級生でもなんでもないじゃない。
オオヒラ:あれ、じゃあ八萩って...。
瑠奈:自分の同級生なんだから、連絡先知ってるでしょ。
オオヒラ:...八萩って。 誰だっけ...。
瑠奈:いい加減してよ、まじで!
(通話が切れる音)
私の高校の同級生に、八萩という人物などおりませんでした。
いいや。
私の今までの知り合い・友人で、八萩などという名前の人物はいません。
私は。
私は。
誰から。
何を受け取ったのでしょうか。
オオヒラです。
今日は皆さんに残念なお知らせがあります。
本件を手伝ってくれていた、瑠奈が、事故で亡くなりました。
聞いた話では、警察が駆け込んだところ、それはもう惨事だったそうで。
アハハ。
笑い事ではありません。私は至って冷静。
冷静です。机上に置かれたルービックキューブを眺めるように。
悲しいですが、いつ何時も別れはつきものです。
人間の性。常世の理。
最後の通話履歴を皆様に公開します。
きっと彼女も、あの世で舞っていることでしょう。
失礼。待っていることでしょう。
通話履歴・自動文字起こし
瑠奈:あんた、ほっっんとに最低!!!もう後戻りできないじゃない!!!どうしてくれんの!!?
オオヒラ:電話ありがとう、また手伝ってくれるの?
瑠奈:あんた、ほんと馬鹿じゃないの?! あの書類を見てから、毎日毎日毎日、変なものばっかり見るようになったじゃない!!
オオヒラ:いや、それは。帰る準備をしてるだけでしょ?
瑠奈:はあ?何言ってんの?!ほんと頭おかしい!!鏡には皮と骨だけの人間が写るし、昨日は家の近くの電柱に真っ黒い人影がぶら下がってた、電車の広告には、あの旅館の映像が延々と流れてる!!ほんともう無理、どうしてくれんの!?
オオヒラ:それは大変だ。でも、俺も毎日見てる。家の中で、いつも囁かれる。「待ってくんつえ。ままくんつえって。」
瑠奈:はあ?どういう意味?まじ意味わかんない!!
オオヒラ:だから、帰るしかないんだよ。あそこに。最初から決まってた。みんな呼ばれてたんだね。
瑠奈:意味わかんない!!早くその友達とやらに、電話して、この狂った呪いみたいなのをどうにかさせてよ!!
オオヒラ:あぁ。分かったよ。そんなに言うなら。でもさ。瑠奈だって知ってるはずじゃん。八萩だよ?
瑠奈:はあ?私が知ってるわけないでしょ???
オオヒラ:なんで?だって。俺たちの高校の同級生だよ?
瑠奈:あなた、ほんと何言ってるの?あなたは、ただの私の客でしょ?
オオヒラ:は?
瑠奈:ついにおかしくなったの?私はガルバで働く店員、あなたは客。お互いミステリー好きだから一緒に連絡してるだけで、高校の同級生でもなんでもないじゃない。
オオヒラ:あれ、じゃあ八萩って...。
瑠奈:自分の同級生なんだから、連絡先知ってるでしょ。
オオヒラ:...八萩って。 誰だっけ...。
瑠奈:いい加減してよ、まじで!
(通話が切れる音)
私の高校の同級生に、八萩という人物などおりませんでした。
いいや。
私の今までの知り合い・友人で、八萩などという名前の人物はいません。
私は。
私は。
誰から。
何を受け取ったのでしょうか。


