みなさん、こんにちは。
オオヒラです。
今日は皆さんにお知らせがあります。
以前、辞退を申し出た瑠奈ですが、改めて調査に協力したいという申し出がありました!
大変うれしい限りです。
実は最近、一人で資料を解読している心細さからか、変な夢や作業時に変な幻聴を聞くことがあり、心が折れかけていました。
そんな中、協力者が一人増えるというのは、大変うれしいです。本当に。
本当だからこそ、確実にうれしい。
すみません、最近作業しているとどうも自分が書いたようでいて、自分が書いていないような気もするのです。
瑠奈と昨日会話した記録を自動文字起こししましたので、下記に記載します。
オオヒラ:連絡ありがとう!正直、色々と弊害が出てて。困ってたところなんだ。
瑠奈:なんのこと?
オオヒラ:いや、また改めて手伝ってくれるって連絡をくれたから!
瑠奈:そんな連絡してない。君から連絡してきたんじゃない。
オオヒラ:あれ、そうだっけ。
瑠奈:もう正直関わりたくないんだけど。
オオヒラ:送った資料見てくれた?
瑠奈:人の話聞いてる?
オオヒラ:ごめん、ごめん。最近、どうも少し疲れているみたいで。
瑠奈:てか、あれ以来、夜中目が覚めるようになっちゃったの、どうしてくれるの?
オオヒラ:なんで、夜中目が覚めるの?
瑠奈:夜中、寝ていると、ふいに足や腕を引っ張られる感覚がするの。
オオヒラ:それは、大変だ。
瑠奈:オオヒラ君、大丈夫?
オオヒラ:ええ、極めて大丈夫です。
瑠奈:なんか、変だよ。ちゃんと寝てる?
オオヒラ:うん、寝れてる。
瑠奈:あぁ、あと。また送ってきたデータのやつ見たからか、次は祭りの夢まで見るようになった。もう嫌だ。
オオヒラ:太鼓の音がふと聞こえたりしない?
瑠奈:なんでわかるの...。
オオヒラ:僕もそれが毎日、毎日、耳の奥で聞こえるからね。甲高い笛の音のすぐ脇で、何かの声が聞こえるんだ。
瑠奈:やめてよ。
オオヒラ:いや、もう少し。もう少しでわかりそうな気がする。
瑠奈:とにかく。申し訳ないけど。この件は、もう私関わりたくないから。この件では連絡してこないで。
オオヒラ:待って、一緒に謎を解き明かそうよ!!
瑠奈:(電話の切れる音)
皆さん、オオヒラです。
どうやら私の勘違いで、瑠奈はもう手伝ってくれないようでした。
失礼しました。
ところで、今回の小説の作家、室井白映は、なんとかの資料で出てきていた東湖館がある北潟市の出身のようでした。
そして小説の中で東湖館が触れられています。作中で不気味な存在感を醸し出していた「奥蔵」と呼ばれる建物。
その跡地に、東湖館が建っていたというのです。しかしこれはあくまで小説。事実と必ずしも合致するとは限りません。
早とちりは禁物。事実に事実を積み重ねてこそ、真実が見え始めるのです。さて、この小説は彼の幼少期の体験に基づいた作品に思えてなりません。
作中での正吉は、もしかしたら彼自身を重ねているのではないでしょうか。ということはつまり、彼はあの奥蔵の中を見ていた。
あぁ、また祭囃子の音が聞こえるような、気がします。まだまだ資料はあります。読み進めていくしかありません。
次の資料は、なぜか、冷凍冷蔵倉庫。
謎です。ああ、でももう少しで何か分かるような気が。そんな気がします。


