【Vlog】家に届いた小包の中身を一緒に見ていただけませんか。

オオヒラ・瑠奈との電話音声記録。
下記、音声自動文字起こし。


オオヒラ:お疲れ。送った資料、見てくれたんだね。
瑠奈:うん、全部読んだよ。最初は、旅館に泊まりに行きたくなるような記事だったのに、途中から雲行き怪しすぎる..。
オオヒラ:そうなんだよ。いきなり怪異雑誌の資料が出てくるとは思わなかった。
瑠奈:共通しているのは、旅館で起きる怪異で、「お祭り」っていうワードが出てくる事だと思うんだよね。
オオヒラ:たしかに。祭囃子の音が旅館とか裏山?から聞こえてくるって描写があったなあ。
瑠奈:一番最初の記者の友達が失踪、友達の足取り掴めない、そしてその後、すでに廃業した旅館の、過去のパンフレット、そして旅館で起きている怪奇現象。記者の文章がいつ書かれたものかが分からないから、断言はできないけど、今のところの情報だけで考えると、友人が廃墟化した旅館に訪れて失踪、もしくは彼が追っていたのは、この旅館のことで、何かに巻き込まれたって考えるのが自然じゃない?
オオヒラ:おお、さすが!ストーリーを組み立てるのが早い!
瑠奈:でも、これだけだと情報が少なすぎて何とも..。
オオヒラ:うーん、今の情報だけだと、確証がなさすぎて仮説を立てても少し飛躍したものになりそうだな。
瑠奈:....。
オオヒラ:....。
瑠奈:なんかさ。昨日、変な夢見ちゃって。
オオヒラ:夢?
瑠奈:あ、ううん。ごめん。忘れて。
オオヒラ:いや、なに?そこまで言ったなら、言ってよ。
瑠奈:いや、大した事じゃないんだけど。なんというか。たぶん、この資料のことを考えていたからだと思うんだけど。
オオヒラ:うん。
瑠奈:泊まった夢を見たの。旅館に。すごく、懐かしい感じがした。夢なんだけど。あの旅館の賑やかさとか、川魚の焼ける匂いとかが、今も鼻とか耳の奥に残っている気がして。
オオヒラ:え、まじ?
瑠奈:ごめん、ごめん。変だよね。たぶん、寝る前に資料に目を通したから、少し影響されたんだと思う。あ、あと。自分の部屋に帰る前に、廊下を通ったんだけど。知らない着物姿の男の人とすれ違った気がして。妙に背が高くて...。不気味だった。
オオヒラ:それって。記事に書いてあった事じゃないの?
瑠奈:そう。だから、たぶん記事を読んでいて、そのイメージがそのまま夢になっちゃっただけだと思う。良い旅行気分だったよ。(無理したような笑い声)
オオヒラ:笑えるのがすごいよ。
瑠奈:入口に提灯があって。すごくレトロで。夢だけど、また行きたいと思うぐらいいい宿だった。
オオヒラ:え...?
瑠奈:ん?なに?
オオヒラ:入口に提灯があったって?
瑠奈:そうそう。ぼんやり灯りがついてて綺麗だったのは妙に覚えてる。
オオヒラ:実は、この後のページに写真がついてて、これもあとで送ろうと思ったんだけど。
瑠奈:え、なに?
オオヒラ:とりあえず、LINEで送る。

ーーーーーーーー
(写真)
ーーーーーーーー

瑠奈:私の夢に出てきた旅館と全く一緒なんだけど...。
オオヒラ:やっぱり。
瑠奈:え、まじで怖いんだけど。
オオヒラ:残りの資料とあとでまとめて送ろうと思ってたけど、今の話聞いて怖くなってきた。
瑠奈:...これってただの、創作ミステリーだよね...?
オオヒラ:そのはず..。
瑠奈:ちょっと、私関わるの辞めたいかも。
オオヒラ:...。
瑠奈:...。
オオヒラ:ごめん、無理強いはしない。
瑠奈:うん。ごめん。
オオヒラ:手伝ってくれてありがとう。
瑠奈:うん。また何かあったら言って。
オオヒラ:分かった。
ーーーーーーー

皆さん。オオヒラです。
すみません、ここで瑠奈がリタイアとなりました。
実は、私もタイミングを逃して言えなかった事がありました。
私も昨晩、寝る前、家で資料を文字起こし作業していた際、後ろから妙な視線を感じたのです。
振り返りましたが、特に何がいるわけでもありません。
でも作業中、ずっと何かに後ろから覗かれているような、そんな感覚に襲われました。
最初は、いきなり怪奇現象の記事なんか読んだから、変な気分になったのかな。と思っていました。
ただ、瑠奈の話を聞き、なんだかそれだけじゃないような気がしてきました。
ほんとに創作のミステリーなのか。不安になってきました。
まずは、東湖館の資料は残り僅かですので、これを読んでから、考える事にします。
写真、それから間に挟まっていたDVDを文字起こしした文章を公開します。