無能の鬼姫〜神子の予言と運命の決闘〜

ある一族には、一人の出来損ないがいました。
あやかしが持っているはずの霊力を持ち合わせずにこの世に生まれてきた「異端の子」
彼女は、一族の恥として嫌われ続けました。
皆、彼女を見るとこう言った。「鬼龍院家の無能」と……
一方で、彼女の双子の妹は莫大な霊力を持ち合わせ一族の「栄誉」としてそれはそれは大事に育てられてきました。
妹は姉とは違い、人気者で家族からも愛されていました。
しかし、そのせいで彼女への評価も対応もあまりにも酷いものでした。
そんな彼女は、エトワール学園に入学してすぐに運命の出逢いをした。
その相手は、あやかし界最強の男と言われる学園の王子様でした。
彼女はそんな彼の婚約者となり、彼だけでなく、彼の両親と仲良くなれました。
彼との出逢いにより、少女は無事にハッピーエンド……と言うわけにはいきませんでした。
どの物語でも、途中に大きな壁が立ちはだかるものなのです。
苦しみながらも二人で乗り越える力を試す時が来るのです。
そして、彼女にもその壁がすぐそこまで迫っていました。
果たして、彼女は彼と協力し合い、壁を乗り越えられることができるのでしょうか?