【デジタル】SNS拡散の「監視カメラ映像」に加工の疑い 専門家が生成AI利用を指摘
2026年3月21日 10:22
先月上旬頃から、LINEなどのメッセージアプリやSNS等で拡散され、若年層の間で注目を集めていた「大学図書館の不審な防犯カメラ映像」について、生成AI(人工知能)を用いたフェイク画像である可能性が高いことが専門家の解析で分かった。
拡散された画像は、深夜の図書館内で壁に顔を押し当てる人物や、本棚の間で坐禅を組む人物、さらには閲覧机の上に不自然な高さまで本を積み上げている人物などを捉えたとされるもの。低解像度の白黒映像という特性を利用し、不穏な空気感を演出していた。
画像解析の専門家は、「一見すると古い防犯カメラの質感だが、背景の書架の歪みや、人物の手指の描写にAI生成特有の不整合が見られる」と指摘。意図的にノイズやグリッチ(画像の乱れ)を加えることで、生成時の不自然さを隠蔽する工作がなされていたという。
警視庁サイバー犯罪対策課は、こうしたAI生成画像が新たな都市伝説の流布や、社会不安を煽る目的で利用されているとして注意を促している。
一方で、拡散されている一連の画像のうち、一部についてはAI生成と断定できない解析結果も出ており、同庁は引き続き慎重に調査を進める方針。

【写真1】SNSで拡散された、深夜の図書館内で奇行に及ぶ人物を捉えたとされる画像。低解像度ながら、専門家は「背景の書架と人物の境界線が不自然に融けており、AI生成特有の不整合が見られる」と分析する。

【写真2】閲覧机に「本の塔」を作る様子を捉えた別の映像。一見して不穏な空気感を漂わせているが、グリッチ(画像の乱れ)が特定のパターンを繰り返しており、意図的な加工の疑いが濃厚だ。影の落ち方や、本の背表紙の文字が読めない点などから、AIによるフェイク画像の特徴と一致する。
2026年3月21日 10:22
先月上旬頃から、LINEなどのメッセージアプリやSNS等で拡散され、若年層の間で注目を集めていた「大学図書館の不審な防犯カメラ映像」について、生成AI(人工知能)を用いたフェイク画像である可能性が高いことが専門家の解析で分かった。
拡散された画像は、深夜の図書館内で壁に顔を押し当てる人物や、本棚の間で坐禅を組む人物、さらには閲覧机の上に不自然な高さまで本を積み上げている人物などを捉えたとされるもの。低解像度の白黒映像という特性を利用し、不穏な空気感を演出していた。
画像解析の専門家は、「一見すると古い防犯カメラの質感だが、背景の書架の歪みや、人物の手指の描写にAI生成特有の不整合が見られる」と指摘。意図的にノイズやグリッチ(画像の乱れ)を加えることで、生成時の不自然さを隠蔽する工作がなされていたという。
警視庁サイバー犯罪対策課は、こうしたAI生成画像が新たな都市伝説の流布や、社会不安を煽る目的で利用されているとして注意を促している。
一方で、拡散されている一連の画像のうち、一部についてはAI生成と断定できない解析結果も出ており、同庁は引き続き慎重に調査を進める方針。

【写真1】SNSで拡散された、深夜の図書館内で奇行に及ぶ人物を捉えたとされる画像。低解像度ながら、専門家は「背景の書架と人物の境界線が不自然に融けており、AI生成特有の不整合が見られる」と分析する。

【写真2】閲覧机に「本の塔」を作る様子を捉えた別の映像。一見して不穏な空気感を漂わせているが、グリッチ(画像の乱れ)が特定のパターンを繰り返しており、意図的な加工の疑いが濃厚だ。影の落ち方や、本の背表紙の文字が読めない点などから、AIによるフェイク画像の特徴と一致する。
