スレッドはじわじわと伸びていき、しばらく経つと次のスレに移行しました。
【続報】婀娜多村とかいう因習村について【闇深】
誰かが付けた引きのあるタイトルに吸い寄せられ、少しずつ人が増え、レスもどんどん盛んになっていきます。
私は過去の地方紙の記事を掘り出し、無言で貼り付けました。
「婀娜多村で原因不明の急死相次ぐ」
「死因は特定されず」
記事は小さいもので、当時も全国ニュースになるほどではありませんでした。
でも、掲示板を燃え上がらせるには、十分な薪です。
「絶対なんかあるだろ」
「集団ヒステリーみたいなこと?」
「閉鎖的な村で相次ぐ死って、ひ●らしのなく頃にみたい」
私は、腹の上にノートパソコンを置いたまま、天井を見上げました。
「腹にくるタイプの病気が原因で大量死とか、阿鼻叫喚だな」
「想像したくない」
「この村だけで死人が出るって、普通の病気とは違うよね」
「水に何か入れられたとか、食べ物に何か入れられたとかあり得る?」
水に何か入れた。
その言葉を読み、心臓がゆっくりと脈打つのを感じました。
直接書いていないのに、誰も私の名前を知らないのに、勝手に近づいてくる。
でも核心には届かない様子をみて、何とも言えない気持ちになります。
中には、冷静な書き込みもありました。
「村人が老衰してたから、ちょっとの病気が蔓延したじゃないの?
「院内感染みたいなこと?」
「なんかそれが正しい気がする」
それに対し、すぐに別のレスがつきます。
「村ぐるみで隠蔽してるんじゃないの?」
「神主が首謀者説」
「ちょっとやばそう。このブログ主、消されないよな?」
消される。
その言葉に、思わず笑ってしまいました。
誰に?何に?私は消える予定です。自らの手で。
【続報】婀娜多村とかいう因習村について【闇深】
誰かが付けた引きのあるタイトルに吸い寄せられ、少しずつ人が増え、レスもどんどん盛んになっていきます。
私は過去の地方紙の記事を掘り出し、無言で貼り付けました。
「婀娜多村で原因不明の急死相次ぐ」
「死因は特定されず」
記事は小さいもので、当時も全国ニュースになるほどではありませんでした。
でも、掲示板を燃え上がらせるには、十分な薪です。
「絶対なんかあるだろ」
「集団ヒステリーみたいなこと?」
「閉鎖的な村で相次ぐ死って、ひ●らしのなく頃にみたい」
私は、腹の上にノートパソコンを置いたまま、天井を見上げました。
「腹にくるタイプの病気が原因で大量死とか、阿鼻叫喚だな」
「想像したくない」
「この村だけで死人が出るって、普通の病気とは違うよね」
「水に何か入れられたとか、食べ物に何か入れられたとかあり得る?」
水に何か入れた。
その言葉を読み、心臓がゆっくりと脈打つのを感じました。
直接書いていないのに、誰も私の名前を知らないのに、勝手に近づいてくる。
でも核心には届かない様子をみて、何とも言えない気持ちになります。
中には、冷静な書き込みもありました。
「村人が老衰してたから、ちょっとの病気が蔓延したじゃないの?
「院内感染みたいなこと?」
「なんかそれが正しい気がする」
それに対し、すぐに別のレスがつきます。
「村ぐるみで隠蔽してるんじゃないの?」
「神主が首謀者説」
「ちょっとやばそう。このブログ主、消されないよな?」
消される。
その言葉に、思わず笑ってしまいました。
誰に?何に?私は消える予定です。自らの手で。
