ルックアットミー

今日はどこでなにをするのか聞いていないのだけれど、駅に集合するということは電車移動なんだろう。
駅の通路で電光掲示板を見るのもなく見ていると、足音が近づいてきた。
視線をやると黒いワンピースに身を包み、白いカーディガンを来た明美が近づいてきた。
「すごいね私たち、なにも言ってなかったのに双子コーデみたい」
明美が目を丸くして私を見つめている。
正直私も驚いた。
こんなに白黒でバッチリ合うとは思っていなかった。
嬉しい反面、こうして並んでみると自分の方が随分劣ることに気が付かされてしまう。
普段よりも頑張ったのに、全然負けてしまっている自分に歯がゆさを感じた。