ルックアットミー

鈴の音が聞こえないほどに小さくなってハッと我に返る。
「ご、ごめん、言い過ぎたよね」
「ううん。早紀ちゃんは間違ってないよ。きっと私は自己満足だけて生きているから」
その言葉に胸がチクリと傷む。
承認欲求のために動くことは誰にだってある。
みんなから見られたい、頼られたいはそんなに悪いことじゃない。
それに……。
こうして明美が私を気にかけてくれていることは私にとってもやっぱりチャンスだった。
千鶴ちゃんや真弓ちゃんと一緒にいることも悪くはない。
だけど面白味はすでになくなっていた。
同じような会話、同じような立ち振る舞い。