ルックアットミー

けれど彼女はそう言い切って小さくて真っ赤な下を少しだけ出して見せた。
さぼることと秀才である彼女が一致しなくて瞬きを繰り返した。
「驚いてるね? だけど私だってちょっとさぼるくらいはするよ?」
「そうなんだ……」
勉強やスポーツばかりじゃないということに少し安心するけれど、彼女の完璧像が崩れていく。
「ね、今の間に私の秘密基地に来ない?」
「秘密基地?」
そう聞いて思い浮かべるのは小学校の頃廃墟や空地の土管の中などに作ったちょっとした部屋のイメージだった。
まだか高校生にもなってそんな幼稚なことはしていないと思うけれど、私は自然と頷いていた。
彼女と距離を縮めたい。