ルックアットミー

人気者の彼女が私の心配をしている。
その事実に今度は全身が熱くなっていく。
「も、もう大丈夫だよ」
できるだけ自然に聞こえるように答えたつもりだけれど、やっぱり言葉はつっかえてしまった。
「そう、よかった」
心底安心したという様子の声色だった。
私のことをそんなに心配してくれていたの?
どうして?
そう聞きたいけれど、なんだか聞くべきじゃない気がして黙っていた。
「ねぇ、カーテンを開けてもいい?」
「い、いいよ」
答えてから慌てて髪の毛を直す。
今まで本当に寝ていたから、寝ぐせがついているかもしれない。
そういえば私、イビキなんてかいてなかったよね?