だけどあの鈴の音は聞こえてこない。
こんな喧噪の中でもよく響く、だけど決して大きくはない根本明美の声はどこにもない。
しばらく倒れていても鈴の音は聞こえてこなくて、私はゆるゆると息を吐き出して目を開けた。
目の前に先生の顔があった。
「もう大丈夫です」
静かにそう告げて立ち上がると、私は自分の足で保健室へと向かったのだった。
こんな喧噪の中でもよく響く、だけど決して大きくはない根本明美の声はどこにもない。
しばらく倒れていても鈴の音は聞こえてこなくて、私はゆるゆると息を吐き出して目を開けた。
目の前に先生の顔があった。
「もう大丈夫です」
静かにそう告げて立ち上がると、私は自分の足で保健室へと向かったのだった。



