ルックアットミー

「そう。体調が悪いときには教室で自習していていいから、無理しないでね」
「わかりました」
「早紀ちゃん、体調がよくなったら教室に戻ってきぃや?」
「もちろんだよ。真弓ちゃんもついてきてくれてありがとう」
「私たもう友達やもん! じゃ、私は授業戻るわ」
真弓ちゃんと先生が保健室を出た後、私は布団の中でスマホを開けた。
体育の授業で倒れたことをSNSで書き込むとすぐにコメントがついた。
いつも私のことを気にかけてくれているユーザーたちだ。
彼らがどんな人かは知らないし、性別だってわからない。
だけどそんなの関係なかった。
私の書き込みにどれだけすぐに反応してくれるかが重要なんだから。