ルックアットミー

それならもっともっと可哀そうにしてあげられる。
私にならそれができる。
全部全部早紀のためだった。
早紀が満足して、自分も満足して、そんな関係になるために、私は危険な副作用を持つ薬について教えた。
弟に以前服用させていたそれは、まだ少しだけ私が持っていた。
どこかで使うチャンスが来るかもしれないと伺っていたのだ。
思っていた通り先はすぐに薬の話に食いついてきた。
私の実家にふたりして戻った時、飲み物を取りに行くと行ってこっそり弟の部屋に薬を隠した。
早紀がそれを盗んでいくところもバッチリ確認させてもらった。
薬の副作用が出てきたとき、黒板にラクガキがされていることに気が付いた。