それだけは絶対に奪われないように大切に机の引き出しに隠していたから、取り上げられるようなこともなかった。
時々、義理母は傷だらけの私に真っ白な包帯を撒いて外へ連れて出た。
どこへいくわけでもない、意味もなくウロウロと近所を練り歩く。
そのうち怪我をした足が痛くなってきたけれど、私からなにか言い出せばまた家で殴られるから、なにも言えなかった。
次第にその意味が理解できてきた。
義理母は怪我をした娘を看病する母親として注目を浴びたかったのだ。
義理母は知り合いを見つけると今まで歩いていた私をおんぶした。
「あら、娘さん怪我したの?」
「えぇ。この子やんちゃで、昨日滑り台から落ちちゃったのよ」
時々、義理母は傷だらけの私に真っ白な包帯を撒いて外へ連れて出た。
どこへいくわけでもない、意味もなくウロウロと近所を練り歩く。
そのうち怪我をした足が痛くなってきたけれど、私からなにか言い出せばまた家で殴られるから、なにも言えなかった。
次第にその意味が理解できてきた。
義理母は怪我をした娘を看病する母親として注目を浴びたかったのだ。
義理母は知り合いを見つけると今まで歩いていた私をおんぶした。
「あら、娘さん怪我したの?」
「えぇ。この子やんちゃで、昨日滑り台から落ちちゃったのよ」



