ルックアットミー

だけど残念な家庭に育つことになってしまった。
神様はなにもかも完璧な人生なんて与えてはくれない。
どこかに必ず欠陥があるのかもしれない。
早くに実の母親を亡くした私だったけれど、小学校3年生になるころ新しいお母さんに恵まれた。
新しいお母さんは派手好きで蛍光色の服を好んできている。
髪の毛の色もいつも明るくて、外を歩いていたら人が振り返るような容姿をしていた。
そんな義理母と、黒色の服ばかりを好んできている私は折が悪かった。
「可愛くない子!」
義理母がそう言って私を殴るようになるまで、そう時間はかからなかった。