ルックアットミー

「よかった、目が覚めたんだね」
「私、トイレで倒れたんだっけ?」
「そうだよ。私が気が付いて、先生にここまで運んでもらったの」
今気が付いたけれど、ここは保健室だ。
千鶴ちゃんの他には誰もいない様子だ。
「ありがとう千鶴ちゃん」
「ううん。でも、どうしてあんなところで倒れてたの?」
そう質問されてまた背筋がゾクリと寒くなった。
私に降りかかってきた問題はまだなにも解決していないのだ。
あの写真を送ってきたトミ、明美をどうにかしなきゃいけない。
「もしかして根本さんが原因?」
「どうしてわかるの?」
驚いて聞き返すと、千鶴ちゃんはやっぱりという様子でため息を吐き出した。