ルックアットミー

それは私が花壇にライターオイルを撒いている時の写真だったのだ。
一枚だけじゃない。
その写真は丁寧にもオイルに火をつけているシーンと、真っ白なハゴロモジャスミンが灰色になるところまでが連続して撮られていたんのだ。
教室内でそれを見た時息が止まった。
全身から汗が吹き出して世界から音が消えた。
急いでトイレの個室に駆け込んで相手が誰なのか確認すると、そこにはトミというハンドルネームがあった。
「トミ……」
呟き、震える指先で相手のアカウントを確認する。
トミ@tomicyan???
家族思いの女子高生。
病気持ちの家族を大切にする女の子。