ルックアットミー

それでも翌日の朝と夕方のニュースでは流れたし、学校内でも大きな話題となっていた。
一番の変化は両親だった。
「早紀、今日は病院へ連れて行ってあげるから、学校を休みなさい」
火事があった翌日の朝、お母さんが突如そんなことを言い出したのだ。
「病院ってどうして? 私怪我してないよ?」
「火事のことじゃないの、あなた発疹が出ているんでしょう?」
そう聞かれて息を飲んだ。
家では長袖を来てファンデーションを付けて徹底的に隠していたつもりだったのに、いつバレたんだろう。
「この前腕をかいているのを見たときに気が付いたのよ。痒みや痛みがあるのよね?」
鋭い指摘にドキリとする。