ルックアットミー

こうすればまたみんなが私を見てくれる。
フォロワー数だって、もっともっと増えるかもしれない。
「ふふふ……」
自分へのさげすみの言葉たちを写真に収めながら私は笑っていた。
心底嬉しくて仕方ない。
「これでまた注目される。私のことを見てくれる」
ブツブツと呟く私を見て、ふたりはいつの間にか教室からいなくなっていたのだった。

次の手へ

謎の病で髪の毛が抜けて発疹が出る。
日常生活にも支障をきたしている少女は、クラスのいじめられっ子。
それでもけなげに毎日学校へ行き、決して逃げない。
SNSでの私はそんな存在になっていた。