ルックアットミー

勢いよく振り向くと千鶴ちゃんと真弓ちゃんのふたりが立っている。
声をかけてきたのは真弓ちゃんの方だった。
千鶴ちゃんは気まずそうに視線を下げている。
その態度に胸にひっかかるものを感じた。
まさか、これを書いたのはふたり?
「なんでこんなこと書くの!?」
確認する前に怒鳴っていた。
千鶴ちゃんの手首をつかんで詰め寄る。
「痛いよ早紀ちゃん!」
「ちょ、何してるんよ!?」
止めに入る真弓ちゃんを突き飛ばして千鶴ちゃんを押し倒した。
そのまま馬乗りになって見下ろす。
千鶴ちゃんは目にたくさんの涙をためて私を見上げていた。
「いったぁ……なにするんよ!? 私ら、なんかした!?」