救急搬送先で目を覚ました私は自分の腕に点滴が刺さっていることに気が付いた。
周りには誰もいない。
右手でスカートのポケットをまさぐるとスマホがちゃんと入っていた。
そのことに安堵しながら、下から点滴を見上げるアングルで写真を撮影しておく。
あとでSNSにあげなくちゃ。
そう思った時、仕切られていたカーテンが開いて白衣を来た看護師さんが顔をのぞかせた。
それは前回犬に噛まれたときにも担当してくれた人だ。
「あ、目が覚めたの? よかった」
「あの、私……」
「教室で気絶したんですって。倒れたときに頭もぶつけたみたいだから、一応検査させてもらったわよ。異常がなくて、本当によかった」
周りには誰もいない。
右手でスカートのポケットをまさぐるとスマホがちゃんと入っていた。
そのことに安堵しながら、下から点滴を見上げるアングルで写真を撮影しておく。
あとでSNSにあげなくちゃ。
そう思った時、仕切られていたカーテンが開いて白衣を来た看護師さんが顔をのぞかせた。
それは前回犬に噛まれたときにも担当してくれた人だ。
「あ、目が覚めたの? よかった」
「あの、私……」
「教室で気絶したんですって。倒れたときに頭もぶつけたみたいだから、一応検査させてもらったわよ。異常がなくて、本当によかった」



