ルックアットミー

ドアを開けて中に入った途端「え」と誰かが小さくつぶやくのが聞こえてきた。
続いて「大丈夫? どうしたの?」と、近づいてくるクラスメートたち。
昨日休んでいた真弓ちゃんは今日は登校してきていて、驚いた表情を私へ向けている。
なに? 私そんなにひどい顔になってる?
みんなが一瞬にして振り向くほどに?
とにかく朝の挨拶をしなきゃ。
そう思って口を開いた瞬間、嘔気が込み上げてきて止めることができなかった。
酸っぱいものがうわっと湧き上がってくる。
続いてクラスメートたちから悲鳴が上がり、目の前が真っ白になった。
足から力が抜けて体が横倒しに倒れても、痛みは感じなかった。

☆☆☆