ルックアットミー

そう心配してくれるお父さんに大丈夫だと伝えて、外にでると今日は朝から雨が降っていた。
透明傘を差していつもよりも重たい足取りで学校へ向かう。
学校までの距離が長い。
あの薬のせいだということはわかっていたし、本当は歩いて登校するのもやっとの状態だった。
だけど家で倒れては意味がない。
学校で、教室で、みんなの前で倒れなきゃいけない。
そうすればきっとまたみんなが私を見てくれる。
可哀そう。
大丈夫?
無理しないでね。
そんな風に優しい声をかけてくれる。
想像するだけで少し足取りが強くなった。
早く学校に到着したくて早足になる。
そうしてようやくたどり着いた1年A組の教室。