ルックアットミー

ここから家までは近いみたいだ。
「この距離なら通学できるのに」
「でも毎日往復1時間は結構疲れるよ?」
明美はそう言いながら一軒家の前で立ち止まり、玄関のカギを開けて中に入っていく。
私もその後に続いて中に入ると広い廊下が奥へと続いているのが見えた。
左手には二階へ続く階段も見える。
明美の父親がなにをしているのか知らないけれど、かなりのお金持ちみたいだ。
「今の時間は誰もいないの、上がって」
言われるがままに上がり、2階へと向かう。
2階には二部屋あって手前が弟の部屋だと言う。
廊下の突き当りにある部屋に入ると、真っ暗な部屋が現れた。
黒いカーペットに黒いテーブルに本段まで黒色だ。