早足で昇降口を抜けたとき、後方から声をかけられた。
振り向くといつも明美に取り入っている男子生徒が早足で近づいてくる。
私自身は会話をしたことのない生徒だ。
「なに?」
「前田さんって根本さんの親友なんだろ?」
その問いかけに曖昧に頷く。
本当に親友と呼べるわけがないのだけれど、明美がそう断言したことを否定するわけにはいかない。
そんなことをすれば、また性格の悪いやつだと思われる。
「じゃあさ根本さんのこと教えてくれないか?」
「明美のことを? なんで?」
明美の取り巻きのひとりなんだから、自分で聞けばいいのにと首を傾げる。
振り向くといつも明美に取り入っている男子生徒が早足で近づいてくる。
私自身は会話をしたことのない生徒だ。
「なに?」
「前田さんって根本さんの親友なんだろ?」
その問いかけに曖昧に頷く。
本当に親友と呼べるわけがないのだけれど、明美がそう断言したことを否定するわけにはいかない。
そんなことをすれば、また性格の悪いやつだと思われる。
「じゃあさ根本さんのこと教えてくれないか?」
「明美のことを? なんで?」
明美の取り巻きのひとりなんだから、自分で聞けばいいのにと首を傾げる。



