ルックアットミー

真弓ちゃんはまだ納得していない様子で首を傾げている。
これ以上余計なことを言われないように私は口を開いた。
「それよりふたりとも、昨日は病院には来てくれなかったね」
非難めいた視線を送るとふたりは同時にひるんだ様子を見せた。
「ご、ごめんね」
「仕方ないやろ? 授業受けてたんやから」
ふたりが同時に言う。
千鶴ちゃんは素直に謝ってくれたけれど、やっぱり真弓ちゃんはそうじゃないみたいだ。
私がこんな目にあったというのに、授業を最優先させる子なんだ。
「明美はずっとついててくれたよ?」
わざと明美の名前を出すと千鶴ちゃんがハッとした様子で目を丸くした。