ルックアットミー

その日の朝は天気がよくて歩いて学校へ向かっているとじっとりと汗が滲んでくるくらいの気候だった。
こんな日でも体育の授業がグラウンドで行われるらしくて、今からうんざりした気分になる。
校舎が見えてきた頃、私は細い脇道へと反れた。
学校裏には空き家があり、そこには野犬が住みついているというのは、昨日明美から聞いた情報だった。