灯之村発熱事件 記録集

【死料γ】行政文書────

 文書名:灯之村関連健康被害に係る経過報告(第十二報)
 作成者:○○県健康福祉課
 日付:2026年3月1日
 分類:内部資料(情報公開請求により入手)

 1.報告件数の推移(2月28日現在)

 ・灯之村訪問者からの発熱報告:累計523件
 ・接触者(一次)からの発熱報告:累計187件
 ・接触者(二次)からの発熱報告:累計31件(新規)
 ・死亡報告:累計18件(訪問者12件、一次接触者5件、二次接触者1件)

 2.二次接触者について

「二次接触者」とは、灯之村訪問者と直接の接触歴がなく、一次接触者(訪問者と接触した者)との接触により発症したと推定される者を指す。

 31件の内訳は以下の通り。

 ・一次接触者の同居家族:18件
 ・一次接触者の職場同僚:7件
 ・一次接触者の友人・知人:4件
 ・医療従事者(一次接触者を診察):2件

 3.重大事案

 二次接触者から初の死亡報告があった。

 ・患者:68歳女性、△△市在住
 ・基礎疾患:糖尿病、高血圧
 ・経緯:娘(42歳)が灯之村を訪問し発熱。看病中に本人も発症。発症から6日目に死亡。
 ・死因:多臓器不全
 ・備考:本人は灯之村を訪問していない

 4.考察

「何か」が訪問者から接触者へ、さらに二次接触者へと伝播していることは、もはや否定できない。しかし、その「何か」の正体は依然として不明である。感染症対策の観点からは、接触者の隔離が検討されるべきである。しかし、感染症と断定できない状況で強制的な隔離措置を講じることは、法的にも倫理的にも困難である。

 5. 県外への波及

 隣接する△△県、□□県から、同様の発熱報告が寄せられ始めている。いずれも○○県在住者との接触歴がある。