虎倉井ブリーズワールドの思い出を募集しています

 私は以前、ドーナツ名義で虎倉井ブリーズワールドメモリープロジェクトにビデオを提供したものです。
 旧虎倉井ブリーズワールドを巡る一連の報道および、虎倉井ブリーズワールドメモリープロジェクトの真の目的を知った今、非常に困惑しております。

 ご家族が行方不明となってしまわれたことは大変お気の毒ですが、こちらが良かれと思い提供した情報が、募集内容とは異なる利用をされたことに対しては強い憤りを覚えます。切実な事情ですし、悪用でこそありませんでしたが、騙されたことに変わりはありません。大切な家族の思いを背負っているのはこちらも同じです。亡くなった妹を思えばこそ、妹が虎倉井ブリーズワールドで過ごす思い出の画以上を提供したというのに。その思いを裏切られた。

 強い言葉を並べてしまいましたが、このくらいの苦言はご容赦ください。情報を提供した我々にはその権利があるはずです。
しかし、だからといって、真相を糾明しようとする皆さまの活動や思いを否定するつもりはありません。旧虎倉井ブリーじワールドで起きた事件については、私も一人の人間として強い憤りを感じていますから。真相はまだ何も分かりませんが、どのような理由であれ、子供の命が奪われていいはずがありませんから。

 妹が過去に撮影したたくさんの虎倉井ブリーズワールドの映像の中から、どうしてあのビデオだけは処分せずに残しておいたのか。その意味をずっと考えていました。あえて言葉を選ばずに言うのなら、もっと楽しい映像はたくさんあったはずなのです。

 もしかしたら妹は、ビデオに映っていた男の子のことがずっと気がかりだったのかもしれません。だから、他のビデオは処分しても、あのビデオだけは処分しなかった。だとすれば妹が望むのもまた、真実が明らかになることであるような気がしています。妹亡き今、全ては想像でしかありませんが。あの映像が捜査の一助となるのならば幸いです。

 虎倉井ブリーズワールドメモリープロジェクトに映像を提供した関係者の一人として、一日でも早く、事件の真相が明らかになることを、妹と共にお祈り申し上げます。