静岡県立安久中学校にて行われた実験の記録

【学級担任日誌】
記載者  :森下明文
所属   :静岡県立安久中学校
     :学校運営委員
担当学級 :2年2組
授業年月日:9月15日(木曜日)
出席生徒数:26名
欠席生徒数:なし
早退生徒数:なし
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特記要項:1年生の寺西先生が私のもとに、再び相談に訪れた。

感想等:授業の合間合間等に、生徒たちが質問に訪れる回数が目に見えて増えたように感じられる。私のクラスにおいても積極的に特別補修を行っていくという方針に変更したことが効いたようで、みんな一生懸命に授業に取り組んでくれている様子。授業における雰囲気もいいものになっていると思うので、この調子でこれからも頑張っていってもらいたいところ。
お昼の時間、1年生の寺西先生が再び私のもとに相談に訪れた。以前に先生のクラスから別クラス行きとなった生徒に関し、今日の朝から先生のクラスに復帰したとの事。私は先生に「無事に補修が終わったのなら良かったですね」と言葉をかけたのだが、先生は非常に不思議そうな表情を浮かべながら、「それが、戻ってきたとき、元の性格からは考えられないほどおとなしくなってしまっていて……。まるで別人のようなのです……」と言葉を発した。本来それを行うための補修であるので、そこに疑問を感じるべき点などではないのだが、先生は不安がっている様子であった。そんな先生に私は、「そんなことここでは普通ですから、何ら心配はいりませんよ。きっと寺西先生にも、この学校の素晴らしさがすぐに分かることと思いますから」と説明しておいた。その言葉の意味を寺西先生はわかりかねている様子であったが、すぐに分かってもらえることと思う。生徒たちはもとより、私たち教員もまた、この学校のおかげで非常に幸福な人生を送ることができているのだという事に。