静岡県立安久中学校にて行われた実験の記録

【学級担任日誌】
記載者  :森下明文
所属   :静岡県立安久中学校
     :学校運営委員
担当学級 :2年2組
授業年月日:9月8日(木曜日)
出席生徒数:29名
欠席生徒数:なし
早退生徒数:なし
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特記要項:当クラスの平均的学力を底上げするため、いくつかの生徒に特別補修を受けさせる旨を決定した。誰に受けさせるかについては、選定委員の竹山に一任することとした。

感想等:私が今のクラスの問題点としている、他のクラスと比べての学力不足。前期における私のやり方が甘かったために、このような事になってしまっているわけだが、その状況を改善するために、私のクラスのいくつかの生徒に対して特別補修を受けさせる旨を決定した。このことは校長先生、運営委員にはすでに説明済みであり、許可も得ることができた。それにあたって、クラスの中の誰に補修を受けさせるのかという事になるわけだが、それに関しては選定委員の竹山に任せることとした。竹山は以前から私のクラスの生徒たちの事をよくよく観察しているので、誰に受けさせればいいのかを判断させるには適任であろう。本人にその話をしてみたところ、非常にうれしそうな表情を浮かべながら「喜んで選定させていただきます」という返事であった。またその際、「先生もこの学校のすばらしさに気づかれたのですね。やはり感謝を忘れてはいけません」とも語った。私は全力でその言葉に同意し、竹山に仕事を任せたことは間違っていなかったことを確信した。
なお、竹山はもう一言だけ私に付け加えた。「最近、保健委員の大久保が先生の事を心配している様子です」と。心の優しい大久保らしい心配で非常にうれしいのだが、心理的に余計な負担をかけて学業などに影響が出てしまってもいけない。私のほうから明日にでも、それは無用な心配だと伝えてあげることとしよう。