静岡県立安久中学校にて行われた実験の記録

【学級担任日誌】
記載者  :森下明文
所属   :静岡県立安久中学校
担当学級 :2年2組
授業年月日:5月19日(木曜日)
出席生徒数:29名
欠席生徒数:なし
早退生徒数:なし
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特記要項:5月ながら気温が高い日が続いているので、熱中症に気を付けるよう指導。特に水分補給の重要性について話を行った。授業にあたって、数名の生徒に特別指導を行う旨の依頼が教科担当の先生からあったが、私のほうできちんと指導を行うと伝えて断った。学級運営にあたって問題などはなし。放課後、教員勉強会が開催された。

感想等:木下奈々(女子3番)に関して、提出物の出が悪いので特別授業を受けさせてはどうかという話が教科担当の先生からもたらされた。すでに清水達也(男子9番)と松下祐樹(男子14番)の両名が学業において良好な結果を出しているので、それに倣ったらどうかという話だ。しかし、私はどこかそのやり方に疑問を抱いているために、自分で指導を行うから心配いらないと言葉を返した。別に学校を疑っているわけではないが、直感的にそれはよくないのではないかと思ったのだ。本人もここでやっていきたいと言ってくれているので、向こうがこれ以上とやかく言うことでもないだろう。
また、放課後には教員勉強会が開かれた。そしてそこに、以前に名前だけ拝見した”武下守”なる人物の姿があった。自己紹介を聞いた限りでは、やはり彼はこの学校の人物ではなく、行政につながる立場の人物とのこと。私は政治には少し疎いので詳しくはわからなかったが、いわゆる官僚と呼ばれる人物なのだろう。その雰囲気は非常に政治家たるそれであった。勉強会においては特段新しい話は上げられなかったが、学校運営委員会にはきちんと従うこと、自分勝手な言動などを行わない事などが話された。
勉強会後、帰り際に武下さんが私に少しだけ話しかけてくださった。「先生は非常に生徒思いだそうですね。きっとこれからもっといい先生になれますよ」と、言葉をくださった。私は非常にうれしい思いを抱きながら、あたり触りのない返事を行い、それにて勉強会は終了となった。