静岡県立安久中学校にて行われた実験の記録

【学級担任日誌】
記載者  :森下明文
所属   :静岡県立安久中学校
担当学級 :2年2組
授業年月日:5月2日(月曜日)
出席生徒数:29名
欠席生徒数:なし
早退生徒数:なし
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特記要項:特別授業を受けていた生徒2名がクラスに復帰。欠席者もなく、全員がそろって授業を受けることができた。今日は連休の間に挟まる登校日であるため、生徒たちにはあまり気を抜かないよう指導。学級運営にあたって、特にトラブルなどはなし。

感想等:正直驚いたのだが、別クラスで特別授業を受けていた清水達也(男子9番)と松下祐樹(男子14番)の2名が今日から私のクラスに復帰するという通知が朝にもたらされた。学校に到着後、教員用名簿を確認してみたところ、いつの間にか二人の名前が私のクラスに復帰扱いとなっていた。いつ新しいものに交換したのだろうか……?
なお、当の二人の様子であるが、以前までの雰囲気は完全に鳴りを潜め、別人のようにおとなしい性格となっていた。授業においては私語などを挟むことなく集中して臨み、復帰にあたって簡易的に行った(現状確認のための)小テストにおいても高得点を記録した。また、放課後になって二人そろって私のもとを訪れ、「この学校に来て本当によかったです」、「これからは先生のクラスの生徒として、恥ずかしくない行いをしようと思います」と言葉を発していった。その時の二人の雰囲気は非常にはつらつとしており、まるで憑き物が落ちたかのような雰囲気だった。一体どのような補修を行ったのかと聞いてみたが、二人から明確な回答を得ることはできなかった。今の二人の言動だけを見れば、二人は非常に有意義な補修を行えたともいえるのかもしれないが、私にはどこか不気味なように思われた。
学級運営においては特に問題などはなく、他の生徒たちも二人の事をすでに受け入れている様子だった。明日からまた連休に入るため、気持ちが浮かれているというものあるからなのだろうか……?