【学級担任日誌】
記載者 :森下明文
所属 :静岡県立安久中学校
担当学級 :2年2組
授業年月日:4月25日(月曜日)
出席生徒数:27名
欠席生徒数:なし
早退生徒数:なし
――――――――――
特記要項:運営委員からの指示に従い、学級内から1名の選定委員を決定した。決定にあたって、特段のトラブルなどはなし。以前に配布した日程表の変更点を生徒に周知。1時間目から6時間目までの授業において、大きなトラブルなどはなし。学級運営にあたり、問題などはなし。
感想等:運営委員から言われた通り、6時間目の時間を使って2年2組における選定委員の決定を行った。決定にあたっては、最初に私が選定委員に関する説明を一通り行ったのち、自ら立候補したい人はいるかと生徒たちに呼びかけた。結果、資料に書かれていた通り竹山裕也(男子7番)が自ら立候補し、ほかに立候補者が誰もいなかったためにそのまま竹山が選定委員になることとなった。
だが、すみやかに委員が決定したこと自体は非常に望ましいのだが、どうにも私には不可解でならない。どうして運営委員は、竹山が自ら立候補することが最初から分かっていたのか。もちろんただの偶然の可能性もないではないが、これではまるで、運営委員の描いているプランのままに生徒が動いているようではないか。竹山本人に立候補の理由を聞いてみたが、「やらなきゃいけない気がして……」という曖昧な返事のみで、特段なにかヒントといえるものをつかむことはできなかった。そのうえで竹山は、運営委員の存在も、選定委員の役割もあまり詳しく把握してはいない様子だった。竹山自身はまじめで周囲思いの性格であり、クラスのために自ら委員に立候補するだけの性格は持っていても不思議ではないのだが、だからといって深い意図の見えない委員に自ら立候補などするものなのだろうか?事前に両者の間でやり取りがあったのかとも思ったが、そんな様子も見受けられない。
その後、選定委員が竹山裕也に決定した旨の報告を運営委員に持ち込んだのだが、その際に「どうして竹山が立候補することを予見していたのか?」という旨の質問を行ってみた。するとかえってきた答えは、「自分たちは生徒たちのことをきちんと理解するよう努めているからです」というものだった。それだけ聞けば非常にいいことであるように思われるが、どこか腑に落ちないような雰囲気を感じる気も……。
記載者 :森下明文
所属 :静岡県立安久中学校
担当学級 :2年2組
授業年月日:4月25日(月曜日)
出席生徒数:27名
欠席生徒数:なし
早退生徒数:なし
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特記要項:運営委員からの指示に従い、学級内から1名の選定委員を決定した。決定にあたって、特段のトラブルなどはなし。以前に配布した日程表の変更点を生徒に周知。1時間目から6時間目までの授業において、大きなトラブルなどはなし。学級運営にあたり、問題などはなし。
感想等:運営委員から言われた通り、6時間目の時間を使って2年2組における選定委員の決定を行った。決定にあたっては、最初に私が選定委員に関する説明を一通り行ったのち、自ら立候補したい人はいるかと生徒たちに呼びかけた。結果、資料に書かれていた通り竹山裕也(男子7番)が自ら立候補し、ほかに立候補者が誰もいなかったためにそのまま竹山が選定委員になることとなった。
だが、すみやかに委員が決定したこと自体は非常に望ましいのだが、どうにも私には不可解でならない。どうして運営委員は、竹山が自ら立候補することが最初から分かっていたのか。もちろんただの偶然の可能性もないではないが、これではまるで、運営委員の描いているプランのままに生徒が動いているようではないか。竹山本人に立候補の理由を聞いてみたが、「やらなきゃいけない気がして……」という曖昧な返事のみで、特段なにかヒントといえるものをつかむことはできなかった。そのうえで竹山は、運営委員の存在も、選定委員の役割もあまり詳しく把握してはいない様子だった。竹山自身はまじめで周囲思いの性格であり、クラスのために自ら委員に立候補するだけの性格は持っていても不思議ではないのだが、だからといって深い意図の見えない委員に自ら立候補などするものなのだろうか?事前に両者の間でやり取りがあったのかとも思ったが、そんな様子も見受けられない。
その後、選定委員が竹山裕也に決定した旨の報告を運営委員に持ち込んだのだが、その際に「どうして竹山が立候補することを予見していたのか?」という旨の質問を行ってみた。するとかえってきた答えは、「自分たちは生徒たちのことをきちんと理解するよう努めているからです」というものだった。それだけ聞けば非常にいいことであるように思われるが、どこか腑に落ちないような雰囲気を感じる気も……。

