静岡県立安久中学校にて行われた実験の記録

【学級運営における選定委員の設置に関する通知】

[概要]
作成者  :杉田泰(学校運営委員長)
通知先  :2年2組学級担任
通知年月日:2016年4月21日
指示分類 :3類

[背景]
学校の運営を正しく行っていくにあたっては、教員だけでなく生徒たちからの協力を確かなものとすることが非常に重要である。それにあたって、学校側と各学級を直接的に結び、それぞれの学級における現状を学校側が迅速に理解することが非常に重要である。また、それは生徒側からの積極的な自己主張によって成立することが望ましく、そこに教員は関与しない事が理想的である。これらの背景を踏まえ、以下の通知を行うことを決定した。

[要項]
学校における適切・安全な運営を確保するため、学級内から1名の選定委員を設置することをここに通知する。選定委員の設置にあたっての責任者は学級担任とする。

[詳細]
選定委員は、学級内における出来事や状況等を速やかに学校運営委員に知らせることを役目とする。これは学級担任の影響を受けずに運営委員が学級における状況などを認識するために必要なものであり、教員のミスなどによって発生する不利益から生徒を守ることを目的とする。

[選出方法]
選定委員の選出に当たっては、まず学級全員に対して説明を行った後、生徒からの立候補を求める事とする。決定の責任は学級担任が負うものの、学級担任は選定委員の決定にあたって介入することを禁止とする。あくまで生徒の自主性に従って決定することが原則である。自らが気に入っているような生徒に委員となることを勧めたり、あるいは内申点などの帳尻合わせとして委員を決定することは禁止とする。

【※重要事項※】
2年2組の生徒に対して選定委員の立候補を求めた時、おそらく竹山裕也(男子7番)がすみやかに立候補してくるものと推測される。教員は当該生徒の自主性に従い、そのまま選定委員に決定することが望ましい。またその際、他の生徒がどのようなリアクションをとったのかを教員は観測し、それらを記録しておくことが望ましい。
もしも当該生徒が立候補を行わなかった場合、竹下裕也に対しては性格の構成における修正が必要である可能性があるため、学級担任はその旨を報告書としてまとめた後、学校運営委員に対して報告するものとする。修正の程度、方法については運営委員側で決定し、実行するものとする。

【※注意※】
本通知書の内容は、各学級単位に向けて作成されている。自らの担当学級でない教員に対して通知内容を開示することを禁止する。
本通知書の内容を確認後、担当教員は通知書を速やかに処分することとする。
その他、通知内容の履行に関して妨害となるような行為、運営委員の方針に異議を唱える行為等の全てを禁止する。