真っ白なガーベラのような君へ

⑦バッドやタッパーなどに生地を流し込み、密着ラップをする。

「じゃあ、このタッパーに生地を流し込んでください」
 咲結さんの手元にある、ガラスのタッパー。そこに均一に広がるように、生地を流し込む。
リボン状に、なっていた。これがリボン状か、と見てすぐにわかる。
 通常サイズであろうリボンが、前後に動いてリボンを描いている。
「じゃあ、ここにラップを生地に密着させてかけてあげて」
 密着ラップって、ラップの種類の名称ではなく、一種の使い方に過ぎないのか。
 生地と、サイドのタッパーの側面部分に這わせるように、しっかり密着させてラップをかける。
多少のラップのしわも、一切入らないようにと気合いを入れるが、そこまで気合入れてかけなくていい、と咲結さんから指摘を受けた。